ガードパイプはずれ女性大けが

4月24日7時58分配信 産経新聞

 22日午後0時50分ごろ、足立区綾瀬の区道の路上で、同区内の女性会社員(40)が歩道のガードパイプ(高さ75センチ)に寄りかかっていたところ、パイプがはずれ転倒した。女性は腰とひじを打つ大けがを負った。同区は、原因を調査するとともに、同系のガードパイプについて区内一斉点検を行う予定。

 昨年10月30日にも、中野区弥生町で同様の事故が起きている。

<自転車>山本幸平がミスコースで初優勝を逃す

4月21日11時1分配信 サイクルスタイル・ドットネット

 フランス遠征中の山本幸平(ブリヂストン・アンカー)が4月19日にニームで行われたUCI第2カテゴリーの大会に出場し、中盤ではトップ争いに加わって7位でゴールした。以下は同選手のレポート。

 家から150km離れたニームで行われたUCIカテゴリー2のMTBレース。朝8時スタートとフランスのレースでは珍しく早いので、前日に会場入りをした。
 前日には、シドニー五輪で優勝したミゲール・マルティネスと一緒にコースの下見に行ってきた。世界を制しているだけあって、身体の使い方など学ぶところが多かった。コースは雨で滑りやすくなっており、集中しないと転倒すると感じた。土曜日は、いつもだが身体が疲れていて練習が大変だ。しかし日曜日になるとしっかりと回復しているのが不思議だ。コーチのメニューがいいということを感じている。

 スタートは午前8時。5時に起きてパスタとカロリーの高いパンケーキを食べて会場へと移動した。いつもと変わらないメンバー。挨拶を交わしながら集中していった。

 スタート音とともに58kmのレースが始まった。僕はアップの段階でコンディションがベストではないのを感じていたし、コーチから先週の単独走についてもいろいろと言われたので(距離も長いしコースも把握していないから集団で走って様子を見ながら行くのがベストな走り)、今日は「集団で走り、最後に勝てばよい」との指示だった。
 スタートから飛び出すことはしないでゆっくりと待った。しかし、集団で走っていて5分くらいのところで前がペースダウンして、その確認が遅れてしまい転倒。すぐに回復できたものの右足首を痛めた。が、レースは始まったばかりと気持ちを切り替えた。
 開けた道もあるが、シングルトラックは狭く、肩が木に何度もぶつかって痛いし落ち込む。もっと集中しないといけないと思うが、なかなかうまく切り替えることができないで進む。
 集団も前に2人飛び出して、第2集団に僕を含む3人で進んだ。しかし得意部分や不得意部分でペースがみな違い、僕は常に前を引いていた。30km進んだところで、もうそろそろ前を本気で追わないと勝ちは見えないと思ったのたと同時に、勝たないと意味がないと思った。
 道の開けたジープロードで思いっきり追い込み前を追った。意外と離れておらず2人を確認できた。スイッチが入った瞬間だった。上りも下りも追い込み続けた、酸素が足りないよーと思いつつも追いこむ。そして先頭に追いついた。一安心。ここからはすぐにアタックをかけないでコーチに言われたとおりに様子を見ながら進む。
2人は疲れているようだったし足は僕が一番残っていると感じながら進む。
 しかし、僕も僕でシングルトラックセクションになるとペースが上げられなかった。狭くて路面はボコボコな上にスベル。苦手だった。集中していたように思うが、どこか欠けていたのだ。
 ラスト10kmでアタック合戦が始まった。楽しくて楽しくてたまらなかった。追い込んでいるねーと思いながら勝負をかけていった。何度も繰り返しアタックをしては捕まったが、勝つ気持ちを失わなかった。そして1人脱落して2人勝負になった。あとはラスト5kmの下りを残すのみ。追い込みながら進んだが、コースを間違えて進んでしまった。1kmくらいアスファルトで下ってしまい気付く。ミスをしたと!!
 僕は先頭で下ってミスをした、後ろについてきた選手も同じ。先頭2人がミス。バカだ。本当に僕はバカだ。集中しなくちゃいけないのに、コースをしっかりと見ながら走らないといけないのに、どうして、どうして??
 もう勝ちはないと分かっていたが諦めきれない。折り返して必死にコースを探した。ようやく見つけて戻ったが、身体と気持ちのバランスが崩れてしまい、もうバラバラだった。転倒もして嫌になりそうだったが、最後まで諦めたくはなかった。
 マルティネスと最後はスプリントして負けて終了。7位でゴールとなった。本当に何をやっているのだろう。と悲しくなる。身体の調子はいい。しかし、今回のレースは気持ち的にまいったレースでした。

 2週連続で優勝を逃した僕。神様にお願いしたいな~。何で勝たしてくれないのですか? でも、その理由は後で分かると信じて、今日もまた練習します!! 去年までの僕とは全然違うと感じている。明らかにタフになっている。しかし頭の方をもっとうまく使えるようになったらもっともっと強くなれると思う。頭の弱い僕だから大変だとは思うけれども、頑張って考えてみようと思いました。

新保険給付対象の福祉用具の留意事項を通知-厚労省

4月17日19時35分配信 医療介護CBニュース

 厚生労働省はこのほど、介護報酬の改定により今年度から保険給付の対象になった福祉用具についての留意事項を、都道府県の介護保険主管部局長あてに通知した。留意事項が示されたのは「体位変換器(起き上がり補助装置)」「階段移動用リフト」「特殊尿器(便が自動吸引されるもの)」「入浴補助用具(入浴用介助ベルト)」「認知症老人徘徊感知機器(離床センサー)」「引き戸等への扉の取り替え」の6項目。

 和布団の下に設置して起き上がりを助ける「体位変換器(起き上がり補助装置)」は、今年度から給付対象となったが、転落などが予想されるため、ベッド上などでの使用に注意が必要としている。

 階段や段差を昇降できる「階段移動用リフト」も給付対象となったが、転倒などの事故に留意する必要があるほか、家族や訪問介護員などが操作することも予想される。
 このため、福祉用具専門相談員は、階段移動用リフトのメーカーなどが実施する講習を修了するほか、サービス担当者会議などを通じて利用者の家族らに対し、適切に使用するための助言や情報提供などを行う必要がある。また、階段移動用リフトを居宅サービス計画や介護予防サービス計画に盛り込む場合、利用者の家族などに使用方法や留意事項などを十分説明した上で、実際に階段移動用リフトを使ってもらいながら指導し、専門的な見地から安全性に十分配慮して要否を判断、責任を持って提供することとされている。
 指定福祉用具貸与事業所などは、階段移動用リフトの見やすい場所に、使用上の留意事項などを掲示し、利用者の家族などに安全性に関する情報提供を行う。

 今回、「特殊尿器(便が自動吸引されるもの)」が給付対象となったが、利用者が使い続けることで、かえって自立した日常生活が営めなくなる場合や、廃用症候群(体を動かさないことで生じる体の不調や障害)も想定される。
 このため、居宅介護福祉用具購入費か介護予防福祉用具購入費を算定できるのは、「特殊尿器」が必要と判断される人か、市町村が福祉用具の必要性を確認できる場合となっている。
 「特殊尿器」が必要と判断される人とは、利用者が指定居宅介護支援か指定介護予防支援を受けている場合、「要介護認定等基準時間の推計の方法」のうち、調査項目「移乗」と「排便」の直近の結果が「全介助」か、医師の医学的な所見やサービス担当者会議を通じた適切なケアマネジメントに基づいて特殊尿器が必要と判断された人が当てはまる。
 医師の医学的な所見については、主治医意見書のほか医師の診断書や、担当の介護支援専門員などが聴取した、居宅サービス計画などに記載する医師の所見でも差し支えないとされている。

 「入浴補助用具」では、浴槽の出入り時などに体を支えるために使用する「入浴用介助ベルト」が給付の対象となった。
 「認知症老人徘徊感知機器(離床センサー)」では、「ベッドや布団などを離れた時に通報する」機器が給付対象となった。
 住宅の改修で開き戸を引き戸などに取り替える「引き戸等への扉の取り替え」では、これまで扉の位置変更などを給付対象としてきたが、引き戸などを新設する方が取り替えより費用が安く抑えられる場合に限り、「引き戸等の新設」も給付対象となった。

大通公園:春の装い ベンチ設置--札幌 /北海道

4月15日11時1分配信 毎日新聞

 本格的な春到来を前に、札幌・大通公園で14日、冬季取り外していたベンチ約600台の設置作業が始まった。ごみ箱などの取り付けと合わせ4月末まで続けられる。
 雪解け後の公園に残った落ち葉や、さっぽろ雪まつりでまかれた滑り止め用の砂などを取り除く清掃と並行して、作業員がベンチを手際よく取り付けた。最高気温が21・2度と今年一番の暖かさとなった前日と比べ肌寒い風が吹く天候だったが、設置されたベンチでは市民が座ってくつろいでいた。
 16日は公園の花壇にパンジーやデージーの株が植えられる。28日からは噴水が通水されるなど、公園は春の装いに変化する。【仲田力行】

健康づくりへ高齢者向け遊具12基   野洲市 北比江運動公園に新設

4月16日9時59分配信 京都新聞

 野洲市はこのほど、北比江運動公園に、バランス感覚や体を鍛える、主に高齢者向けの遊具12基を新設した。
 設置したのはアキレスけんストレッチや上体ひねりの効果があるという遊具、足元のバランス感覚を鍛える遊具など。いずれも家具販売会社が国立長寿医療センター(愛知県)の指導を受けて開発した転倒予防木製遊具という。
 高齢者用を中心に健康づくりを目的とした遊具の設置は全国的に増えており、国交省によると、都市公園などの健康遊具の設置数は2007年度末で約1万5000基と、3年前の前回調査より5割余り増えたという。守山市でも、同市石田町の老人憩いの家のそばに昨夏、介護予防器具のある芝生広場が整備された。
 日本公園施設業協会(事務局・東京都)は「中高年を中心に健康ブーム。高齢者が増える中、自治体も着目して設置しているのでは」と分析している。

「なぜ転倒」「あり得ない」=業界関係者ら疑問の声―クレーン横転事故・東京

4月15日6時3分配信 時事通信

 「なぜ転倒したのか」「通常ならあり得ない」。東京・麹町のビル建設工事現場で6人が負傷したクレーン横転事故で、業界関係者からは疑問の声が上がった。製造元の日立住友重機械建機クレーン(台東区)などによると、横転したのはビル建設現場などで、基礎となるくいを打つための「アースドリル」という重機。クレーンの先端につり下げたドリルで地面に穴を掘り、くいを打って生コンクリートを流す。補助ウインチで資材をつり上げることもでき、事故当時は「ケーシング」という杭口(こうこう)の形状を守る円筒形の資材をつり上げる作業をしていた。 

建設業の景況感 3月はやや改善 帝国データバンク調べ

 帝国データバンクがまとめた3月の景気動向調査結果によると、建設業の景気動向指数(1~100で示し、50が良い・悪いの判断の分かれ目)は、前月と比べ1・3ポイント増の19・5に改善した。不動産業も前月比1・3ポイント増の21・1とやや上向いた。
 全体では10業界中7業界で業況が改善。平均指数も13カ月ぶりにプラスし、前月比0・8ポイント増の19・4となった。地域別では、北陸と四国を除く8地域で改善した。同社では「年度末需要が消費を下支えしたことなどが改善の要因になった」とみている。
 建設業者に景況感の根拠を尋ねたところ、「中小零細企業対策として、新年度の前倒し発注が出てきている」(土木工事)と経済対策の効果の表れをうかがわせる声があった。その一方で「新年度予算の公共工事発注が始まったが、入札は最低価格までいったあげくに抽選。企業力ではなく、くじ運力を磨くしかない」(土木工事)などと、入札契約制度の機能不全を指摘する意見も見られた。

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やや改善とはいえ20ポイント前後では話になりません。

私の周りでも4月になってから、まったく仕事のない業者さんも結構います。

この不景気を徐々にでもいいから持ち直していってもらいたいものです。

選挙:庄原市長選 アンケート/中 少子高齢化対策 /広島

4月9日16時1分配信 毎日新聞

 庄原市長選立候補者4人へのアンケート、今回は「少子高齢化対策」について聞いた。(上から届け出順)【小原勝】
 ◇滝口季彦・候補(67)=無現
 出産祝い金制度を拡充、継続すると共に、乳幼児医療費助成制度の対象を小学校6年まで延長。0歳児、低年齢児保育の受入体制や延長保育の拡充、放課後子ども教室、ファミリーサポート事業などの充実拡大を図る。保育所運営は「保・小連携」など、社会性を培う観点を持った保育を推進する。高齢者福祉施策は、介護施策・施設の充実を図ると共に「高齢者見守りプラン」を策定。「地域を担う老人クラブ活動」を支援する。
 ◇入江幸弘・候補(66)=無新
 子どもを安心して産み育てることのできる環境整備として、地域全体で子育て家庭を支援する体制の充実を推進する。また、保育所、ファミリーサポート事業の保護者負担の軽減を図る。医療面では、庄原日赤病院に産婦人科の復活を目指す。高齢者対策は、老人クラブと連携した社会参画や介護予防事業の推進で、生きがいの持てる高齢社会を創出。休校校舎を活用、高齢者や障害者の冬期生活が安全、安心な場作りと生活交通を確保する。
 ◇林保武・候補(74)=無新
 乳幼児から小学生までと、75歳以上の低所得者層の老人医療費を無料化する。安心して子供を産み、育てることの出来る環境を早急に整備する。とりわけ庄原日赤病院の産婦人科、麻酔科を復活させることが急務だ。保護者の要望に応じて保育時間の延長や放課後保育の充実を図る。小・中学校の学習補助者の事業導入も必要。一人暮らし高齢者の地域支援体制の確立、介護予防事業を推進し、高齢者や障害者のための生活、交通整備をする。
 ◇藤原義正・候補(52)=無新
 子育て世代の住民税減税、保護者の要望に沿った保育時間延長サービス、放課後教育の充実を図り、各自治振興区ごとに登録制の「子育て等地域互助制度」を推進・定着させる。市内の高校一校を硬式野球強化校に指定、市外からの入学を促し、地域で支えて甲子園出場を狙えるチームを作る。指導者を育成し、高齢者の筋肉トレーニングを推進し、転倒事故による寝たきり防止、高齢者コミュニティーの形成や市民の健康意識向上を図る。

徒歩で会社へ“一石三鳥” 美容、節約、エコに通キング 福岡市 快適ヒールなど人気

4月8日15時7分配信 西日本新聞

 美容と健康のためにウオーキングをしたい。でも時間がない。そんな女性たちの間で、徒歩通勤が注目を集めている。百貨店などでは、歩きやすくて職場でも履ける「併用靴」の品ぞろえが豊富になってきた。「二酸化炭素(CO2)の削減にもなる」と、行政も推奨活動に乗り出した。ちょっとした「通(ツー)キング」ブームだが、その裏には不況の影響もうかがえる。九州一のビジネス街・福岡市で取材した。

 ●メタボ、CO2対策…行政も支援

 中央区天神の百貨店。婦人靴売り場は、安定感のあるハイヒールや中敷きに衝撃吸収素材を使ったパンプスなど、歩きやすさとおしゃれを両立させる靴がずらりと並ぶ。

 スニーカーだとファッションに合わず、職場で履き替えるのも面倒‐。そんな働く女性に好評で、岩田屋の売り場担当者は「メーカーも商品開発に力を入れており、若い世代に好まれるデザインが増えた」。博多大丸も「我慢して手持ちのヒール靴で歩いていた人が買い替えるなど、注目度が高まっている」という。

 大丸でパンプスを買った中央区の会社員女性(34)も「通キング」を始めた1人。転職を機に通っていたジムをやめ、職場から自宅までの約3キロを歩くようにした。以前は駅までバスを使っていた南区の会社員女性(25)も「ボーナスも減ったし、交通費の節約も兼ねて」と片道30分かけて歩いているという。

 一方、福岡市交通局は昨年9月から「駅まで歩く、駅から歩く」をスローガンに「サブウェイ ダイエット」をスタートさせた。地下鉄の1人当たりのCO2排出量は車に比べて少ないことから、担当者は「マイカーやバス通勤を徒歩と地下鉄に変えれば、健康とCO2のダイエットになる」とPR。これに早良区役所が相乗りして今年2月、市営地下鉄七隈線の駅までの時間と消費カロリーを示したウオーキングマップを作製した。

 「手軽な運動でメタボリック症候群対策にもなる。『駅まで歩いている』という声もよく聞くようになった」(同区地域保健福祉課)。

 広がりを見せる「通キング」だが、通常のウオーキングと違い、人込みを歩いたり、荷物を持ったりするので、注意したい点もある。

 中央区大名で「足と靴のカウンセリングショップ メリーグラシス」を営む中村美賀子社長は(1)足が靴の中で動かないよう5本指のストッキングや靴下を履く(2)姿勢が偏らないようにかばんは左右に持ち替えて(3)帰宅時のむくみを防ぐため、昼間に足首を回しておく(4)中敷きに滑り止めシールを張るなどして靴擦れを防ぐ‐などとアドバイスしている。
 (社会部・仲山美葵)

日立製作所でボヤ 茨城

4月8日7時57分配信 産経新聞

 7日午後1時40分ごろ、茨城県日立市幸町の日立製作所日立事業所のガスタービン最終試験場内から出火。周りにいた職員らが近くの消火器で消火作業を行い、10分後に消し止められた。けが人や被害はなかった。

 日立署と日立消防署などの調べでは、出火当時はガスタービンの稼働試験中だったという。何らかの原因で床に漏れた潤滑油に、高温になったタービンの熱が伝わって出火したとみられる。ガスタービンは稼働中には約550度以上になるという。

 日立消防署などは、タービンの熱が冷めるのを待って現場検証を行い、詳しい出火原因を調べることにしている。