4月15日11時1分配信 毎日新聞
本格的な春到来を前に、札幌・大通公園で14日、冬季取り外していたベンチ約600台の設置作業が始まった。ごみ箱などの取り付けと合わせ4月末まで続けられる。
雪解け後の公園に残った落ち葉や、さっぽろ雪まつりでまかれた滑り止め用の砂などを取り除く清掃と並行して、作業員がベンチを手際よく取り付けた。最高気温が21・2度と今年一番の暖かさとなった前日と比べ肌寒い風が吹く天候だったが、設置されたベンチでは市民が座ってくつろいでいた。
16日は公園の花壇にパンジーやデージーの株が植えられる。28日からは噴水が通水されるなど、公園は春の装いに変化する。【仲田力行】