ドライブで奏でる「周航の歌」 琵琶湖大橋に♪メロディーロード

3月14日20時59分配信 京都新聞

 法定速度を守って走ると「琵琶湖周航の歌」の旋律が聞こえる「メロディーロード」がこのほど、琵琶湖大橋(大津市-守山市)に完成した。速度抑制と路面の滑り止めが狙いで、車と道路が奏でる音がドライバーへ安全運転を呼びかける。14日にオープニングセレモニーが開かれた。
 メロディーロードは路面に設けた切削溝の間隔で音階を調整し、通過時に発生する走行音で車内や車外に音楽が聞こえる仕組み。
 琵琶湖大橋は傾斜があり、速度を上げて走行する人も多いことから、守山方面に向かう追い越し車線約610メートルに渡って設置した。
 琵琶湖周航の歌は、橋が架かる両市などが「最もふさわしい曲」として選んだ。制限速度の60キロで走行すると、適切にフルコーラスが聞けるという。
 メロディーロードは県内で初めて。全国には10カ所あるが、橋への設置は初めてで、距離は最長になる。
 観光促進にも期待しており、県道路公社は「耳で楽しみながら安全運転を心がけてもらいたい」としている。
 14日午後4時半から、琵琶湖大橋西側にある「びわ湖大橋米プラザ」(大津市)でオープンセレモニーが開かれた。メロディーロードの施工業者の所在地にちなんだ北海道標津町の観光紹介と物産展は15日も開催する。

2月の建設業倒産は17・1%増の287件

 帝国データバンクがまとめた2月の全国企業倒産集計によると、建設業者の倒産件数は前年同月に比べ17・1%増の287件となった。不動産業も20%増の42件と大幅に増えた。
 産業全体の倒産件数は前年同月比21%増の1131件、負債総額は141・5%増の1兆1978億0500万円。マンション分譲の日本綜合地所などの倒産が全体を押し上げ、1カ月の負債総額としては集計基準を変更した2004年4月以降で2番目の高水準を記録した。
 主因別では、販売不振や不良債権の累積、業界不振など「不況型倒産」が前年同月と比べ24・5%増の924件となり、全体に占める割合も81・4%と05年4月以降で最高となった。
 地域別では、東北を除く9地域中8地域で倒産件数が増加。特に四国(前年同月比65%増)、中部(同50%増)、北海道(同41・4%増)などで大幅増となった。

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凄いことになってきました。

選挙だとか政治献金がどーしたこーしたと言うよりも、今のこの状態を一刻も早く脱却できるよう、

政府に何とか手を打ってもらいたいものです。

楽しみながら健康に フォークダンス同好会

3月9日17時14分配信 紀伊民報

 白浜町の女性18人がフォークダンス同好会をつくり、月2回、心地よい汗をかいている。平均年齢は70代と高いが、1時間半で10曲前後を踊り、元気いっぱいだ。代表の東百合子さん(66)=同町中=は「いろんなリズムに乗って体を動かす楽しさが満喫でき、健康にも良く、最高」と話している。
 同好会は1999年4月に発足した。町農業研修会館を会場に、発足以来、同じペースで活動を続けている。今春から町中央公民館の自主サークルに仲間入りする。
 講師は田辺市湊の古久保エミさん(87)。小中学校で体育の教諭を務め、全国レクリエーション大会などで研修を重ね、フォークダンスをマスターした。
 踊っているのは「オクラホマミクサー」(アメリカ)、「マイムマイム」(イスラエル)、「シューメーカーズダンス」(デンマーク)、「ジェンカ」(フィンランド)など世界の著名なフォークダンスのほか、「オートマチック」や「夜空ノムコウ」「365歩のマーチ」「青い山脈」など日本の楽曲に古久保さんが振り付けをした創作も。レパートリーは全部で60曲以上あるという。
 会場ではメンバー全員がオレンジ色のユニホームを着用している。各自で心拍数を測った後、音楽に合わせて手首や足をよく動かす脳卒中予防と転倒防止のストレッチ。続いてリズム体操とラジオ体操。冬でもラジオ体操を終えた段階で汗をぬぐう人が多く、入念に準備運動をしている。
 いよいよダンス。なじんだ曲でも、右に回る人、左に回る人とさまざま。古久保さんが輪の中で丁寧に模範を示し、再び練習。学校で教え子に話すように「できた」と大きな声で尋ねると、メンバーからは「できへーん」。どっと笑いが起きる場面が続き、和気あいあいとした雰囲気で楽しんでいる。
 男性メンバーはこれまで1人もいない。同会では「女性限定ではないので、積極的に参加してほしい」と呼び掛けている。
 古久保さんは「自分で自分の健康をつくることを目標に、楽しく分かりやすくやっています」。1年ほど前に同好会に入ったという女性は「とにかくよく汗をかいて、楽しい」と月2回の集まりが待ち遠しい様子だ。

事故で脱臼していた谷口…開幕戦欠場へ

3月13日7時1分配信 スポーツニッポン

 男子ゴルフの07年賞金王・谷口徹(41=フリー)が自動車事故を起こし、今季開幕戦の東建ホームメイト・カップ(4月16日から三重・東建多度CC名古屋)への出場が厳しい状況になった。谷口によると、2月末に大阪府内の高速道路で車線を変更した際に車がスリップし、側壁に激突。左肩を強打して脱臼したという。すでに痛みはないが、現在も左腕をつっている状態だという。練習も行っておらず、自宅で静養中の谷口は「開幕戦はちょっと無理かもしれない。まだ何も決めていないが、様子を見て決めたい」と話した。

【インドネシア】ライオン機事故、強行着陸が原因か

3月11日11時38分配信 NNA

 ユスマン運輸相は、9日にライオン航空の国内便がジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港で着陸時にスリップ事故を起こしたことを受けて、同機が悪天候の中で「強行着陸」したための事故との認識を示した。ニュースサイト『デティックコム』が伝えた。

 事故原因を究明中の国家交通安全委員会(KNKT)に対して、パイロットが悪天候の中でなぜ着陸を決断したのかを調査する必要があると指摘している。

 同空港当局は、同機のパイロット、ハリヤント氏の乗務を一時禁止し、KNKT、運輸省、ライオン航空がそれぞれ同パイロットから事情を聴取すると説明している。

 事故を起こしたのは、南スラウェシ州マカッサル発ジャカルタ行きのJT793便。同機は、9日午後3時43分ごろに同空港の滑走路でスリップし、滑走路をオーバーランして緑地帯で停止した。事故により同機は、機体前部の着陸用車輪や主翼の一部を損傷したものの、乗客166人と乗員6人は全員無事だった。

 なお、同空港では事故発生から約22時間後の10日午後1時ごろ、ようやく事故機を緑地帯から滑走路に引き上げることに成功。午後2時45分ごろに、機体はけん引されて滑走路から撤去された。国内線用の南側滑走路の脇に事故機がとどまっていた間、北側滑走路だけを使用していたため、9日だけでも国内線、国際線で60便のスケジュールに乱れが出ていた。

 ライオン航空では、先月末にも今回事故を起こしたのと同じ型式のMD90型機が、リアウ諸島州バタム島のハンナディム空港で着陸時に前部車輪の故障により胴体着陸していた。同事故での死傷者は出ていない。

滑り止めないはしごで転落死、会社など書類送検 東京・八王子

3月13日7時56分配信 産経新聞

 八王子労働基準監督署は12日、労働安全衛生法違反の疑いで、丸茂塗装工業(八王子市)と同社の安全担当取締役の男(60)を地検八王子支部に書類送検した。

 同署の調べでは、同社は1月28日夕、同社工場で滑り止めのないはしごを男性従業員(55)に使用させた疑いがもたれている。機械設備に立てかけていたはしごは脚部が滑って外れ、男性は約2メートル下のコンクリート床に墜落、頭の骨を折って死亡した。

 都内では昨年、はしごや脚立から墜落し休業4日以上のけがをした事故は400件以上発生。うち2件は重体事故を引き起こし同法違反で送検されているという。

エアロビ大会:障害者ら400人、はつらつと--横浜 /神奈川

3月9日12時4分配信 毎日新聞

 ◇4歳から90代、40チーム
 知的障害者ら個人の能力に合わせたエアロビックの大会「アダプテッドエアロビック ナショナルフェスタよこはま2009」が8日、横浜市港北区の横浜ラポールであった。10回目の記念大会で、4歳から90代の約400人が日ごろの練習の成果を披露した。アダプテッドエアロビックは高齢者のけが予防などに効果があるという研究結果もあり、大会関係者らは「さらに参加の輪が広がってくれれば」と期待する。
 障害者だけのチーム、健常者チーム、混成チームの計約40チームが、ステージ上で音楽に合わせてダンスした。障害者チームの部は、化粧品会社勤務の竹内真利奈さん(21)ら4人組「ABMフォー」が優勝=写真。全国スポーツ・レクリエーション祭に県代表として健常者と共に出場した知的障害のある竹内さんは「エアロビックは誰でも楽しく踊れる。これからも続けます」とうれしそうだった。
 健常者チームの部には、エアロビック神奈川大会の優勝者が出演しハイレベルな演技も。一人一人の運動能力に応じて取り組めるだけに、アダプテッドエアロビックは、障害者から健常者、幼児から高齢者までが一緒に楽しめるのが特徴だ。
 理学療法士の東健太郎さんによると、エアロビックで高齢者のバランス能力や重心移動能力が向上するという研究結果がある。骨折して寝たきりになりやすい転倒事故の予防にもつながるという。
 大会は、横浜開港150周年記念のプレイベントでもあった。デモンストレーションでは、テレビ番組などでインストラクターとして活躍する吉田知子さんや日本代表チームも登場、華麗な演技で参加者を魅了した。
 大会は他府県からの参加も増えており、県エアロビック連盟の関口美恵子副理事長は「10回目ということで、楽しみにしてくれる人が増えた」と笑顔を見せた。【池田知広】

JR水戸駅エスカレーター転倒事故:危ない認識なく 利用客ら不安げな表情 /茨城

3月8日13時1分配信 毎日新聞

 日常使う乗り物で大きな事故が起きた。水戸市のJR水戸駅構内で6日夜、阿見町のJA職員の女性(57)が、首に巻いていたストールなどが上りエスカレーターの踏み板が収納される部分に挟まれ、意識不明の重体になった。駅の利用者らは「危ないという認識はなかった。心配だ」と表情をこわばらせた。
 JR東日本水戸支社によると、エスカレーターは日立製で、04年8月に設置された。踏み板が持ち上がるなどした場合に安全装置が働いて非常停止する。しかし、今回ストールなどが巻き込まれた踏み板が収納される部分については「物が入らない構造になっている」といい、今回は駅員が止めるまで停止しなかった。
 事故があったエスカレーターは、常磐線の上り特急と鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が発着する7番ホームの中ほどに、下りと2基並んで設置されていた。白い壁に囲まれたエスカレーターを2階に上がると、右手に駅員が立つ中間改札口がある。
 事故から一夜明けた7日、駅では通常通りエスカレーターを運行。子供連れで構内を歩いていたひたちなか市の岸恵美さん(37)は「ストールは毎日のように巻いているが、そんなことでけがをしてしまうのか。エスカレーターが危ないという認識はなかった。幼い子どもを連れているので心配だ」と不安げに語った。千葉県柏市の会社員男性(61)は「機械には100%の安全がない。人が多いところで乗るとか、1人で乗らないよう気をつけなければ」と話した。
 東京消防庁によると、07年に東京都内のエスカレーターで事故に遭った人は1238人。事故の場所は「駅」が772人で最も多く、次いで「デパート・マーケット等」が373人で、この二つで9割以上を占める。原因が分かっている665人についてみると「飲酒後利用中に転倒」が154人で最も多い。次が「乗降時に転倒」の152人だった。同庁は「挟まれ防止に、ステップの黄色い線の内側に乗ってほしい」と話す。
 エスカレーターを巡っては、07年に樹脂製サンダルを履いていた人が、サンダルごと足を巻き込まれる事故が少なくとも65件発生し、社会問題化したことがある。【山崎理絵、扇沢秀明、青島顕】

裁判員制度:間近に控え、模擬裁判も“仕上げ”--金沢地裁、3日間かけ /石川

3月6日17時3分配信 毎日新聞

 ◇裁判員6人、熱心に被告に質問
 5月から始まる裁判員制度を前に金沢地裁で5日、同地裁では最後となる模擬裁判が開かれた。一般市民も参加する模擬裁判は今回で6回目。傷害致死事件を想定し3日間の予定で行われ、この日は2日目。冒頭陳述から論告求刑、評議までが行われた。
 想定しているのは、会社の上司の言葉に腹を立てた男性被告が上司の顔を殴ったところ、上司は転倒して後頭部を床に打ちつけ、外傷性くも膜下出血で死亡した--という事件だ。
 選任手続きを経て選ばれた6人の裁判員は熱心に被告に質問。「殴られた上司がバランスを崩した時、支える気は起きなかったのか」「殴ったらどのような結果になると考えていたか」。男性被告が答えると、顔をまっすぐに見つめ、真剣な表情で話を聞いていた。
 論告で検察官は懲役5年を求刑。モニターを使って理由を分かりやすく説明した。一方、弁護人は証言台の前で被告と遺族の間で示談が成立していることなどを説明し、執行猶予付きの判決を求めた。
 その後、裁判員と裁判官は場所を移して評議に入り、事実関係の確認などを行った。判決は6日に言い渡される。【澤本麻里子】