車いすバスケ 男山東中で熱く パラリンピック選手招き体験

6月26日10時9分配信 京都新聞

 車いすバスケットボールの体験学習が25日、八幡市内里の男山東中で行われた。地元出身の選手らを講師に招き、競技用車いすについて学んだり、試合を実体験した。
 障害者と接することで、障害への理解と関心を高めようと実施。1年生約140人が授業を受けた。
 同市の男山第二中出身の本多英二さん(33)=枚方市=や、3大会連続でパラリンピックに出場した菅原奈緒子さん(41)=同=ら6人のクラブ選手が講師を務めた。
 まず本多さんらが、実際の試合をしてみせた。車いすが激しくぶつかり合う様子に、生徒は「かっこいい」と驚いていた。その後、競技用の車いすについて紹介。転倒防止などのため車輪が傾いていることを説明し「僕らにとって、くつみたいなもの」と話した。
 続いて、生徒らは、車いすに乗ってリレーをしたり、試合を体験した。ボールがうまくパスできず、苦労しながらも競技を楽しんでいた。

現場から記者リポート:乳幼児の事故防止 起きない環境作りが第一 /滋賀

6月23日16時1分配信 毎日新聞

 ◇危険は成長によって変化 救急車より応急処置
 地域で子育てサポート活動を続けている「大津市ファミリーサポートセンター」と日本赤十字社が乳幼児の事故を予防するための講習会を開いている。記者の長男は現在、1歳7カ月。よちよちと歩き回って思わぬところに頭をぶつけ、よくたんこぶをつくっている。講師は幼児安全法指導員を務める大津赤十字病院の看護師。日々急患に対処してきた体験談に記者は思わずメモを走らせた。【安部拓輝】
 日本赤十字社によると、1~4歳で死亡した子どもの死因は1960年以降ずっと「不慮の事故」が第1位。打撲や切り傷、やけどなどのけがをしやすい場所は家族が集う居間やリビングなど家の中だという。
 第1回の講師は岡本美佐江・同病院NICU(新生児集中治療室)師長。救急外来にも勤務する岡本さんは「最近も、転倒して傷口が割れ、何針も縫うけがをした幼児が連続で運ばれてきた」と話す。昨年は、食卓につかまり立ちした幼児がみそ汁の鍋に手をかけ大やけどしたケースもあったという。
 記者の長男も先日、化粧台の上にあったポーチから赤色のチークを見つけて口に入れ、大慌てした。「見えない場所に」と思っても、背伸びをすると予想以上にリーチが長い。3歳の娘がいるという大津市大江の西條舞子さんは「踏み台に乗ることを覚えると、いろんなところに手が届く。バランスが悪くても、転ぶイメージがないから危ない」と話す。
 応急処置も肝心だ。みそ汁をかぶった事例では、保護者がすぐに水や氷で冷やしていたおかげで水ほうが大きくならず、重症にならずにすんだという。出血した際には、大きめのハンカチやパンティーストッキングが止血に役立つ。傷口には厚めのガーゼ。紙おむつでも代用できるという。岡本さんは「慌てて救急車を呼ぶ前にまず応急処置。対処法が思いつくよう事前に練習を」と呼びかける。
 しかし、まずは事故が起こらない環境作りが第一だ。岡本さんは「危険の中身は子どもの成長によって変わることを意識して」と話す。1歳前後は体全体の中で頭が重くて転倒が多い。友だちと遊ぶようになる2歳ごろは、体のコントロールがきかないので失敗することも。3歳になると、「自分でしたい」という気持ちが強くなってライターやカミソリなどにも関心を持つ--といった具合だ。
 子どもが安全な遊びを身につけるには何が必要か。岡本さんは「まずは大人が認めてあげることが大事」という。「一つずつ危険をクリアするたびに『よくできたね』とほめてあげる。『言うことを聞かせる』というよりも、子どもの目線で一緒に達成感を味わうことがしつけへの近道」と話している。
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 ◆家庭での危険チェック◆
・乳児のベッドの枕元にぬいぐるみを置くと、顔に倒れて窒息の恐れも
・加湿器、電気ポット、炊飯器などは蒸気でやけどの可能性
・タンスの上の記念写真は、つかまり立ちして揺れると、落下の危険性
・ちゃぶ台にタバコや薬、電池や化粧品を放置すると、誤飲のもと
・食卓のテーブルクロスは、引っ張ると、卓上の熱湯がこぼれることも
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 ◇大津市ファミリーサポートセンター
 地域で登録している「おねがい会員」と「まかせて会員」を橋渡しする。国が94年に始めた子育て支援の制度で、大津市では、市社会福祉協議会が委託を受けて運営している。「幼児安全法講習」は昨年に続き2回目。23日の第3回は子どもの病気と手当て、7月9日の最終回はAED(自動体外式除細動器)の使い方。両日ともに午前10時~正午。一般参加も可能で、託児は20人まで。問い合わせは同市浜大津4、明日都浜大津5階の同センター(077・511・3150)。

導入実績

国土交通省 九州地方整備局 北九州国道事務所管轄の福岡市内の歩道部のグレーチングの滑り止めとしてスリップレイトΣ01が採用導入されました。

1歳までの乳児事故、転落が最多46% 「京あんしんこども館」調査

6月18日15時9分配信 京都新聞

 1歳までの乳児の事故はベッドなどからの転落が最も多く、動きの少ない3カ月未満でも油断できない―。「京(みやこ)あんしんこども館」(京都市中京区)が実施中の調査で、乳幼児事故の一端が明らかになった。「不慮の事故」は、子どもの死亡原因1位。窒息など命にかかわる可能性が高いケースもあり、「一層の注意を」と保護者に呼び掛けている。
 今回のまとめは、2007年度生まれの乳児分。保護者347人から回答を得た(有効回答327人)。「事故が起きた」は、64・2%(210人)で350件。複数回の経験者が多く、2回以上が70%弱、3回以上も14・2%だった。
 内訳は転落が46・3%で、次いで誤飲、転倒、衝突、やけど。転落での骨折も2件あった。月齢別では、つかまり立ち、ハイハイで行動範囲が広がる8~11カ月が62%を占めた。3カ月までも6・6%あり、この時期ではベッドからの転落が半数以上に上った。
 「セロハンをのどの奥に詰まらせた」(5カ月)「スタンドの電気コードを首に巻いていた」(10カ月)など窒息の危険があった例が9件、風呂の湯船に落ちて溺水(できすい)の危険があった例も4件あった。
 同館の澤田淳センター長は「死亡例はないが、その可能性があったのが13件。予想外に多い。動きの少ない3カ月未満でも『ちょっとだけ』とソファに寝かせず、ベビーベッドに柵をしてほしい。注意すれば防げる事例も少なくない」と話している。
 より具体的で効果のある予防策につなげるため、同館は京都市内で07年4月1日以降生まれの乳児の保護者に対し、出生届出時に全員に配布しているはがきでの報告(1、2歳の誕生日以降)を呼びかけている。

女性転倒:「滑りやすい」警告怠る 賠償命令-北京

6月22日10時58分配信 サーチナ

 北京市内の飲食店で転倒して負傷した女性(52歳)が清掃直後で滑りやすかったにも関わらず明確な警告がなされていなかったことが原因として損害賠償などの支払いを求めて提訴した問題で同市宣武区の人民法院は6月19日、同店側に破損したブレスレット代約3万4000元のほか治療代約350元の支払いを命じる判決を言い渡した。6月20日付で京華時報が伝えた。

 判決文によると、女性は2009年1月12日正午頃(現地時間)に友人2人と同市内の飲食店を訪れた。その際に注文した料理を早く提供してもらえるよう要望しようと席を立ったところ床に滑って転倒し、ひじなどを強打した。さらに女性がはめていたブレスレットも破損してしまった。

 そこで女性は清掃直後で滑りやすかったにも関わらず明確な警告を行ったとして同店を相手取って損害賠償や治療代の支払いを求めて提訴。これに対して同法院は6月19日、サービスに瑕疵があったと認定して店側にブレスレット代3万4750元のほか治療代358元あまりの支払いを命じる判決を言い渡した。(編集担当:麻田雄二)

歩道橋の階段・スロープ長尺シートに滑り止め加工しました。

大阪府某市歩道橋の階段とスロープに設置された長尺シートへの滑り止め加工をしました。

長尺シートは防滑性と謳われているものでしたが、やはり縞鋼板やノンスリップグレーチングと同じで靴やタイヤの接地面積が少なくなる分滑るんですよね。

皆様、まやかしの防滑性能に騙されてはいけませんよー。

「シンクタンク」タンクがカラオケ店で骨折

6月19日7時5分配信 スポニチアネックス

 お笑いコンビ「シンクタンク」のタンク(37)が右ヒザを骨折していたことが18日、分かった。現在、大阪市内の病院に入院しており、全治3カ月。復帰時期は未定という。

 所属する吉本興業によると12日午後8時ごろ、プライベートで訪れたカラオケ店のフロアで足を滑らせて転倒。右ヒザを強打し、救急車で病院に搬送された。「右膝蓋骨骨折」と診断され、翌13日に割れた右ヒザの皿をワイヤでつなぐ「観血的骨接合術」と呼ばれる手術を受けた。

 15日からヒザを曲げるリハビリを開始し、28日に退院予定。劇場や営業などの出演は代行、もしくは相方のシンク(37)がピン出演してカバーする。テレビなどの出演予定はなかった。

 「シンクタンク」は93年に結成。NHK上方漫才コンテストで96年に最優秀賞を獲得している。