国交省 工事成績評定要領を改定 都市部工事や維持工事を積極評価 維持工事などのでの運用基準も明確化

 国土交通省は、直轄工事での工事成績評定要領を改定した。維持工事や都市部での工事など安全の確保や各種調整が難しい工事を積極的に評価するとともに、評価項目を細分化することで、よりきめ細かい評価を可能とした点が特徴。合わせて維持工事などでの運用基準も明確化した。4月1日以降の中間技術検査・完成検査から適用している。今後、各地方整備局などを通じて地方自治体にも改定内容を周知する方針だ。
 改定に当たっては、公共工事品質確保促進法で工事成績評定の実施が法定化され、企業評価の技術評価点や入札参加要件での活用が進むなど、工事成績評定の重要性が増している状況を踏まえ、工事ごとの技術力の差が明確に評価できる仕組みにした。
 具体的には、評定段階について、「出来形」と「品質」を5段階から7段階、「社会性等(地域への貢献等)」を3段階から5段階に変更した。評定配分の見直しでは、ばらつきが出やすい「施工管理」「出来形」「品質」「工事特性(高度技術)」などへの配点を増やした。
 これまで特異な技術を対象としてきた「高度技術」の評定項目は「工事特性」に名称を変更。工期が長い工事や維持工事、都市部での施工など、安全確保や各種調整が困難であることが想定される工事を対象にした上で、配点の割合を高めた。
 また技術提案履行の評定項目を追加し、履行・不履行の2段階で評価することにした。この結果を次回以降の工事発注に活用することも視野に入れている。
 維持工事や修繕工事などについては、新設とは異なる評定項目が必要となることも多いため、品質や出来栄えの評定に際して活用できる記載例などを盛り込んだ運用基準をまとめ、各地方整備局などに通知した。

Copyright (C) 2006KENTSU SHINBUNSHA. All Rights Reserved

弊社の取り扱っている滑り止めも維持工事ですね。

転倒予防に体鍛えよう 南丹 八木老人ク連が教室

5月14日10時59分配信 京都新聞

 日常生活で転んで骨折しないように、京都府南丹市八木老人クラブ連合会のお年寄りが13日、市八木老人福祉センター(同市八木町西田)で、転倒予防の体操に取り組んだ。
 会員の中に、歩行中や自転車に乗っている時に転び、骨折した人が複数いたことから、企画した。
 60代から80代まで約30人が参加。府南丹保健所の保健師から「転倒予防には、筋力とバランス感覚、柔軟性が重要」と指導を受けた後、同保健所が2004年度に考案した「なんたん元気づくり体操」を練習。関節を伸ばしたり、いすから立ち上がって筋肉を鍛える運動を反復した。
 西村照子さん(82)=同町船枝=は「健康が取りえと思っているが、転倒には気をつけたいので、家でも体操をするつもり」と話していた。

田植え:甲良東小5年生、滑って転んで 収穫時に感謝祭 /滋賀

5月16日16時0分配信 毎日新聞

 甲良町立甲良東小学校の5年生48人が15日、学校近くの田んぼで田植えを体験した。同町がタイから迎えた国際交流企画員のタッサニーヤー・サェリーさんも訪れ、田植えをする児童をカメラで撮影するなどして交流した。
 社会科で農業について学ぶ5年生が4年前から総合的な学習の一環で行っている体験授業。学校から北約1キロの所にある野瀬宗助さん(78)=同町北落=の田んぼまで歩いた児童らは野瀬さんや地元の人たち4人の指導で苗を3本ずつつかみ、丁寧に植えた。
 多くの児童は田植えの体験がないといい、ぬるぬるする田んぼに大弱り。滑って転倒しかけたり、児童が動くたびに苗が浮き上がるので、植え直したりしていた。
 収穫までの手入れは野瀬さんが引き受け、児童も登下校の途中などに観察を続ける。9月中旬に稲刈りを行うが、野瀬さんは「180キロほどの収穫が見込める」と話していた。秋には保護者らを招いて感謝祭を開き、みんなでカレーライスを食べるという。【松井圀夫】

この人:長谷川自然牧場・長谷川光司さん /青森

5月10日12時1分配信 毎日新聞

 ◇「自然熟成豚は安心です」--長谷川光司さん(58)
 配合飼料などを使わずに「自然」にこだわった豚や鶏の飼育をしているのは、農薬散布による健康被害に苦しんだためだ。
 鰺ケ沢町北浮田でリンゴ農園を営む父が葉タバコ生産に切り替えた際、22歳だった長谷川さんは、勤めていた千葉県の建設資材製造会社から呼び戻された。約3ヘクタールのタバコ畑に、夏はランニングシャツで殺虫剤を散布した。10年がたったころ、吐き気やめまいなどがするようになり、風呂場で転倒した。農薬被害が言われたころで、タバコ減産政策が取られたこともあり、約15年でタバコ作りはやめた。
 農薬を使わない安全な食べ物を自分たちで作って食べようと思うようになった。元々卵が好きで、昔のうまかった味を思い出した。そんな時に自然飼育を記した「自然卵養鶏法」(中島正著)に出合った。
 本で提唱していた発酵飼料などを参考に、おからや米ぬか、腐葉土、海水などを混ぜ、炭にしたもみ殻を入れて飼料を作った。手を入れると熱い60度以上に発酵した。鶏の飼育は85年ごろからで、その6年後には豚も始めた。豚はフンを堆肥(たいひ)に利用するためだったが、肉質の評判が高まり、今は豚が主力となり、豚750頭、鶏800羽を飼っている。
 豚肉は東京や大阪などのホテルにも納入され、弘前市や青森市のスーパーやデパートでも販売。イトーヨーカドー弘前店では、「安心・安全の自然熟成豚」のシール付きで精肉売り場に並んでいる。同店は「一般的な国産豚より少し値は張るが、一度食べるとうま味が違うというお客さんが多い」と話す。
 餌には、ゆでたジャガイモとニンジン、パンの耳や野菜などを使用。長谷川さんは「普通の豚は約半年で出荷するが、うちは10カ月かける。発酵飼料と人間が食べる物に近いエサを与え、じっくりと愛情を込めて育てる」と強調する。狭い豚舎で多数飼育する「密飼い」はせず、床にもみ殻の炭を敷くためか、ほとんどにおいはない。堆肥は、ジャガイモなどをくれる農場などに無償提供している。
 最近の新型インフルエンザでは食肉は問題ないとされているが、風評被害は怖い。しかし、長谷川さんは「自然の力で育てた健康で安全な豚。まったく心配していないし、風評被害もない」と自信を持っている。【塚本弘毅】

スティングの娘、転倒して頭がい骨を骨折

5月7日10時50分配信 シネマトゥデイ

 スティングの娘ココ・サムナーがロサンゼルスのレストランで転倒して頭を打ち、病院に運ばれた。

18歳のココは友人との食事中に突然倒れ、立ち上がろうとした際にまた転び、椅子に頭を打ちつけたという。アクセス・ハリウッドによると頭がい骨を骨折しており、現在はロサンゼルスの病院のICUに入院しているとのこと。スティングも仕事でアメリカ国内にいたため、事故を聞いてすぐに駆けつけたほか、母親のトゥルーディ・スタイラーもイギリスから駆けつけたらしい。

「ココは順調に回復しています。家族一同、みなさんの気遣いに感謝します」とスティングのスポークスマンはコメントしている。シンガーソングライターのココは、ロサンゼルスでデビューアルバムのレコーディングを行っていたという。

ガードパイプはずれ女性大けが

4月24日7時58分配信 産経新聞

 22日午後0時50分ごろ、足立区綾瀬の区道の路上で、同区内の女性会社員(40)が歩道のガードパイプ(高さ75センチ)に寄りかかっていたところ、パイプがはずれ転倒した。女性は腰とひじを打つ大けがを負った。同区は、原因を調査するとともに、同系のガードパイプについて区内一斉点検を行う予定。

 昨年10月30日にも、中野区弥生町で同様の事故が起きている。

<自転車>山本幸平がミスコースで初優勝を逃す

4月21日11時1分配信 サイクルスタイル・ドットネット

 フランス遠征中の山本幸平(ブリヂストン・アンカー)が4月19日にニームで行われたUCI第2カテゴリーの大会に出場し、中盤ではトップ争いに加わって7位でゴールした。以下は同選手のレポート。

 家から150km離れたニームで行われたUCIカテゴリー2のMTBレース。朝8時スタートとフランスのレースでは珍しく早いので、前日に会場入りをした。
 前日には、シドニー五輪で優勝したミゲール・マルティネスと一緒にコースの下見に行ってきた。世界を制しているだけあって、身体の使い方など学ぶところが多かった。コースは雨で滑りやすくなっており、集中しないと転倒すると感じた。土曜日は、いつもだが身体が疲れていて練習が大変だ。しかし日曜日になるとしっかりと回復しているのが不思議だ。コーチのメニューがいいということを感じている。

 スタートは午前8時。5時に起きてパスタとカロリーの高いパンケーキを食べて会場へと移動した。いつもと変わらないメンバー。挨拶を交わしながら集中していった。

 スタート音とともに58kmのレースが始まった。僕はアップの段階でコンディションがベストではないのを感じていたし、コーチから先週の単独走についてもいろいろと言われたので(距離も長いしコースも把握していないから集団で走って様子を見ながら行くのがベストな走り)、今日は「集団で走り、最後に勝てばよい」との指示だった。
 スタートから飛び出すことはしないでゆっくりと待った。しかし、集団で走っていて5分くらいのところで前がペースダウンして、その確認が遅れてしまい転倒。すぐに回復できたものの右足首を痛めた。が、レースは始まったばかりと気持ちを切り替えた。
 開けた道もあるが、シングルトラックは狭く、肩が木に何度もぶつかって痛いし落ち込む。もっと集中しないといけないと思うが、なかなかうまく切り替えることができないで進む。
 集団も前に2人飛び出して、第2集団に僕を含む3人で進んだ。しかし得意部分や不得意部分でペースがみな違い、僕は常に前を引いていた。30km進んだところで、もうそろそろ前を本気で追わないと勝ちは見えないと思ったのたと同時に、勝たないと意味がないと思った。
 道の開けたジープロードで思いっきり追い込み前を追った。意外と離れておらず2人を確認できた。スイッチが入った瞬間だった。上りも下りも追い込み続けた、酸素が足りないよーと思いつつも追いこむ。そして先頭に追いついた。一安心。ここからはすぐにアタックをかけないでコーチに言われたとおりに様子を見ながら進む。
2人は疲れているようだったし足は僕が一番残っていると感じながら進む。
 しかし、僕も僕でシングルトラックセクションになるとペースが上げられなかった。狭くて路面はボコボコな上にスベル。苦手だった。集中していたように思うが、どこか欠けていたのだ。
 ラスト10kmでアタック合戦が始まった。楽しくて楽しくてたまらなかった。追い込んでいるねーと思いながら勝負をかけていった。何度も繰り返しアタックをしては捕まったが、勝つ気持ちを失わなかった。そして1人脱落して2人勝負になった。あとはラスト5kmの下りを残すのみ。追い込みながら進んだが、コースを間違えて進んでしまった。1kmくらいアスファルトで下ってしまい気付く。ミスをしたと!!
 僕は先頭で下ってミスをした、後ろについてきた選手も同じ。先頭2人がミス。バカだ。本当に僕はバカだ。集中しなくちゃいけないのに、コースをしっかりと見ながら走らないといけないのに、どうして、どうして??
 もう勝ちはないと分かっていたが諦めきれない。折り返して必死にコースを探した。ようやく見つけて戻ったが、身体と気持ちのバランスが崩れてしまい、もうバラバラだった。転倒もして嫌になりそうだったが、最後まで諦めたくはなかった。
 マルティネスと最後はスプリントして負けて終了。7位でゴールとなった。本当に何をやっているのだろう。と悲しくなる。身体の調子はいい。しかし、今回のレースは気持ち的にまいったレースでした。

 2週連続で優勝を逃した僕。神様にお願いしたいな~。何で勝たしてくれないのですか? でも、その理由は後で分かると信じて、今日もまた練習します!! 去年までの僕とは全然違うと感じている。明らかにタフになっている。しかし頭の方をもっとうまく使えるようになったらもっともっと強くなれると思う。頭の弱い僕だから大変だとは思うけれども、頑張って考えてみようと思いました。

新保険給付対象の福祉用具の留意事項を通知-厚労省

4月17日19時35分配信 医療介護CBニュース

 厚生労働省はこのほど、介護報酬の改定により今年度から保険給付の対象になった福祉用具についての留意事項を、都道府県の介護保険主管部局長あてに通知した。留意事項が示されたのは「体位変換器(起き上がり補助装置)」「階段移動用リフト」「特殊尿器(便が自動吸引されるもの)」「入浴補助用具(入浴用介助ベルト)」「認知症老人徘徊感知機器(離床センサー)」「引き戸等への扉の取り替え」の6項目。

 和布団の下に設置して起き上がりを助ける「体位変換器(起き上がり補助装置)」は、今年度から給付対象となったが、転落などが予想されるため、ベッド上などでの使用に注意が必要としている。

 階段や段差を昇降できる「階段移動用リフト」も給付対象となったが、転倒などの事故に留意する必要があるほか、家族や訪問介護員などが操作することも予想される。
 このため、福祉用具専門相談員は、階段移動用リフトのメーカーなどが実施する講習を修了するほか、サービス担当者会議などを通じて利用者の家族らに対し、適切に使用するための助言や情報提供などを行う必要がある。また、階段移動用リフトを居宅サービス計画や介護予防サービス計画に盛り込む場合、利用者の家族などに使用方法や留意事項などを十分説明した上で、実際に階段移動用リフトを使ってもらいながら指導し、専門的な見地から安全性に十分配慮して要否を判断、責任を持って提供することとされている。
 指定福祉用具貸与事業所などは、階段移動用リフトの見やすい場所に、使用上の留意事項などを掲示し、利用者の家族などに安全性に関する情報提供を行う。

 今回、「特殊尿器(便が自動吸引されるもの)」が給付対象となったが、利用者が使い続けることで、かえって自立した日常生活が営めなくなる場合や、廃用症候群(体を動かさないことで生じる体の不調や障害)も想定される。
 このため、居宅介護福祉用具購入費か介護予防福祉用具購入費を算定できるのは、「特殊尿器」が必要と判断される人か、市町村が福祉用具の必要性を確認できる場合となっている。
 「特殊尿器」が必要と判断される人とは、利用者が指定居宅介護支援か指定介護予防支援を受けている場合、「要介護認定等基準時間の推計の方法」のうち、調査項目「移乗」と「排便」の直近の結果が「全介助」か、医師の医学的な所見やサービス担当者会議を通じた適切なケアマネジメントに基づいて特殊尿器が必要と判断された人が当てはまる。
 医師の医学的な所見については、主治医意見書のほか医師の診断書や、担当の介護支援専門員などが聴取した、居宅サービス計画などに記載する医師の所見でも差し支えないとされている。

 「入浴補助用具」では、浴槽の出入り時などに体を支えるために使用する「入浴用介助ベルト」が給付の対象となった。
 「認知症老人徘徊感知機器(離床センサー)」では、「ベッドや布団などを離れた時に通報する」機器が給付対象となった。
 住宅の改修で開き戸を引き戸などに取り替える「引き戸等への扉の取り替え」では、これまで扉の位置変更などを給付対象としてきたが、引き戸などを新設する方が取り替えより費用が安く抑えられる場合に限り、「引き戸等の新設」も給付対象となった。

大通公園:春の装い ベンチ設置--札幌 /北海道

4月15日11時1分配信 毎日新聞

 本格的な春到来を前に、札幌・大通公園で14日、冬季取り外していたベンチ約600台の設置作業が始まった。ごみ箱などの取り付けと合わせ4月末まで続けられる。
 雪解け後の公園に残った落ち葉や、さっぽろ雪まつりでまかれた滑り止め用の砂などを取り除く清掃と並行して、作業員がベンチを手際よく取り付けた。最高気温が21・2度と今年一番の暖かさとなった前日と比べ肌寒い風が吹く天候だったが、設置されたベンチでは市民が座ってくつろいでいた。
 16日は公園の花壇にパンジーやデージーの株が植えられる。28日からは噴水が通水されるなど、公園は春の装いに変化する。【仲田力行】

健康づくりへ高齢者向け遊具12基   野洲市 北比江運動公園に新設

4月16日9時59分配信 京都新聞

 野洲市はこのほど、北比江運動公園に、バランス感覚や体を鍛える、主に高齢者向けの遊具12基を新設した。
 設置したのはアキレスけんストレッチや上体ひねりの効果があるという遊具、足元のバランス感覚を鍛える遊具など。いずれも家具販売会社が国立長寿医療センター(愛知県)の指導を受けて開発した転倒予防木製遊具という。
 高齢者用を中心に健康づくりを目的とした遊具の設置は全国的に増えており、国交省によると、都市公園などの健康遊具の設置数は2007年度末で約1万5000基と、3年前の前回調査より5割余り増えたという。守山市でも、同市石田町の老人憩いの家のそばに昨夏、介護予防器具のある芝生広場が整備された。
 日本公園施設業協会(事務局・東京都)は「中高年を中心に健康ブーム。高齢者が増える中、自治体も着目して設置しているのでは」と分析している。