5月14日10時59分配信 京都新聞
日常生活で転んで骨折しないように、京都府南丹市八木老人クラブ連合会のお年寄りが13日、市八木老人福祉センター(同市八木町西田)で、転倒予防の体操に取り組んだ。
会員の中に、歩行中や自転車に乗っている時に転び、骨折した人が複数いたことから、企画した。
60代から80代まで約30人が参加。府南丹保健所の保健師から「転倒予防には、筋力とバランス感覚、柔軟性が重要」と指導を受けた後、同保健所が2004年度に考案した「なんたん元気づくり体操」を練習。関節を伸ばしたり、いすから立ち上がって筋肉を鍛える運動を反復した。
西村照子さん(82)=同町船枝=は「健康が取りえと思っているが、転倒には気をつけたいので、家でも体操をするつもり」と話していた。