脳性まひ:障害ある生徒の両親、地元中学へ進学希望 下市町教委に通知書 /奈良

4月5日15時1分配信 毎日新聞

 脳性まひで体が不自由なため、希望した地元の中学への進学を認められず、養護学校への入学を通知された下市町の女子生徒(12)の父母が、地元中学への進学を求める通知書を町教委に送付した。認められない場合、法的処置を取ることも検討する、としている。
 女児は公務員(51)の長女。日常生活は車椅子で送っているが、滑り止めがあるはしで食事ができ、左手で文字が書ける。小学校は介助員2人と特別支援担任が支援して、地元で通った。
 女子生徒は中学も地元での通学を希望したが、町就学指導委員会は今年1月、進学は「養護学校がのぞましい」と答申。今月1日には、県教委から「就学通知」が郵送されたが、両親は受け取りを拒否した。
 両親は「障害者も健常者と一緒に生活する方が成長する。本人も6年間、一緒だった友人と離れたくないと言っている。設備の不備は行政の問題だ」としている。
 これに対し、町教委は「中学校では教室の移動が多く、グラウンドは離れている。受け入れ拒否ではなく、無理だ。養護学校は施設も整備されている」としている。【栗栖健】

GE と Intel、在宅医療に重点を置き、ヘルスケア事業で提携

4月3日16時23分配信 japan.internet.com

GE と Intel は、2009年4月2日、高齢者の自立した生活、ならびに慢性疾患患者の自宅や任意の場所での疾患管理を支援する、在宅医療のテクノロジーの開発および販売において提携することを発表した。

GE の Jeff Immelt 会長兼 CEO と Intel の Paul Otellini CEO が両社の提携を発表し、両社が今後5年にわたって在宅医療技術分野の研究および製品開発に2億5,000万ドルを超える投資をすることを明らかにした。

この提携に伴い、GE のヘルスケア事業部門である GE ヘルスケアは今後、慢性疾患患者のケアを担当する医療従事者向けのケアマネジメントツール「Intel Health Guide」を販売する。

在宅医療および自立した生活を支えるテクノロジーにおいて、現在開発中のプログラムを拡充し、転倒予防や的確な投薬支援をはじめ、睡眠時無呼吸症候群、心血管疾患、糖尿病、個人向けウェルネスモニタリングなどの分野にも参入する予定。

「ためしてガッテン」番組実験で骨折事故 NHK

4月7日15時31分配信 産経新聞

 NHKの健康情報番組「ためしてガッテン」の準備実験で、エキストラとして参加した60歳代の女性が転倒、左手首を骨折する事故があったことが7日分かった。全治6週間の単純骨折で、現在通院治療中。番組は4月29日に予定通り放送する。NHK広報局によると、事故は3月15日、高齢者の転び方を検証するため、緩衝材を敷き詰めた場所の上で足場を揺らして被験者に倒れてもらう実験で起きた。高齢者が転んで骨折し寝たきりになるのを予防する方法を探るのが目的で、整形外科医も立ち会っていた。

 広報局は、公表が遅れたことについて「女性の強い要望で公表を控えていましたが、このような結果を招いたのはNHKの責任であり、二度とこうしたことを起こさないよう努めます」としている。

東国原知事も結膜炎で先が見えない入庁式?!

4月2日8時1分配信 スポーツ報知

 不況が暗い影を落とす中、1日、全国の企業や官庁で式典が行われ、推定で82万人が新社会人となった。宮崎県の東国原英夫知事(51)は1日、左目が開かない状態で県庁の入庁式で新人職員らに訓示を行った。知事は「晴れの門出の日だというのに…」と恐縮しきり。結膜炎が原因とみられるが、過去に「タミフルを飲んだから異常行動に走るかも」と失言するなど、入庁式は“鬼門”となっているようだ。

 今年は新人職員へのおわびで始まった。東国原知事は、県の入庁式の訓示で登壇したが、険しい表情だった。左目をつむり「2、3時間前から目が開かないんです。ゴミじゃないと思うんですね」と説明。「晴れの門出の日なのに、皆さんの顔があんまり見えない。申し訳ない」と陳謝した。

 それでも宮崎の「顔」としての自負があるのか「本当に目にしこりができている。でも、こんな姿を全国に配信されたら『あいつは何してるんだ』と思われる」と自らのぶざまな姿を気にした様子。「カメラも僕を撮らないで」「冗談でやってるみたいな感じなので、(目を痛めているとテレビに)テロップを流しておいて下さい」などと報道陣に注文を続けた。

 県によると、知事はこの後、県職員への辞令交付などの公務を終え、市内の眼科に直行。左目の異変の原因は結膜炎とみられる。朝に起床した際、既に患部が腫れ上がっており、ちくちくとした痛みがあり、視界が狭まっている状態だったが、病院で処置を受け、腫れがひいたという。

 知事就任以来、3度目の春を迎えたが、年度初めに何かと話題を振りまいてきた。初めて訓示した2007年4月の入庁式では、式の直前までインフルエンザを患っていたことを挙げ「タミフルを5日間飲んでいたので、今日は異常行動、異常言動に走るかもしれない」と発言した。

 新人の心をつかむどころか、滑ってしまい「(地元紙は)御用新聞」「問題発言はタミフルのせいだと思って」と続けたが、傷口は広がるばかり。入庁式後の幹部への訓示でも「インフル、タミフル、ヒガシコクバル」と暴走し、目も当てられない状態で、その日のうちに失言を謝罪した。

 昨年の入庁式でも有名女子アナと同姓同名の新職員がいたことを発見し、同じ愛称で呼び掛けるも、全く受けず、現場を“寒く”させた。

 今年も波乱の年度初めを迎えた知事にとって、今回の珍事は吉兆となるか。

認知症:正しい理解を 丸亀のNPO法人が冊子を配布、地域の相談先を掲載 /香川

3月31日16時2分配信 毎日新聞

 丸亀市綾歌町岡田西、NPO法人転倒予防を考える会(寺岡啓明理事長)が、冊子「認知症に強いまちづくり」(A4判、41ページ)を2000部作成し、配布を始めた。地域の相談先を掲載すると同時に、正しい理解で認知症に強い町づくりをするのがねらい。【吉田卓矢】
 冊子作成を前に、寺岡理事長らは、市民1500人(回答1335人)と、市内の医師や民生委員、ケアマネジャー計267人(回答99人)にアンケートを実施。冊子では、地域のニーズや認知症への理解を調査した。約75%が「自分が分からなくなるから」などとして「怖い」と回答した認知症について、医師や介護経験者らが解説。早期発見や診断方法、いざという時に頼れる市内の専門医や支援団体、行政機関の支援内容や問い合わせ先もまとめた。
 同会は、丸亀市綾歌町と宇多津町の各保健センターで、寝たきり予防の転倒予防教室を開くなどしていたが、介護保険制度改正で国から助成が受けられなくなったため、07年4月、デイサービスを始めた。デイサービスを通して認知症患者とも接するようになり、寺岡理事長は「認知症対策は今後ますます重要になる」と実感。昨年5月、独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」から助成を受け、医師や認知症介護者の支援団体代表ら4人で委員会を結成し、冊子を作成した。
 寺岡理事長は「認知症はしっかりとした理解が必要。その上で、家族や地域が支えていければ」と話している。同冊子の問い合わせは、同会(0877・86・1600)。

サッカー=イタリア代表FWディナターレ、ひざ靱帯を損傷

3月30日10時2分配信 ロイター

 [ローマ 29日 ロイター] サッカーのイタリア・セリエA、ウディネーゼに所属するイタリア代表FWアントニオ・ディナターレが、左ひざの靱帯(じんたい)を損傷したことが分かった。
 ディナターレは28日に行われた2010年ワールドカップ(W杯)欧州予選のモンテネグロ戦に出場したが、滑りやすいピッチの上で転倒し負傷した。
 チームドクターの発表によると、手術の必要の有無と併せて復帰時期について数日中に決定されるという。

ニュースポーツ大会:楽しいぞ! ルール簡単、年代問わず--徳島 /徳島

3月30日16時3分配信 毎日新聞

 ◇ペタンク、カローリング、グラウンド・ゴルフ
 ペタンクなど珍しい競技を楽しむ「ニュースポーツ大会」が29日、徳島市徳島町城内の内町小で開かれた。約150人が参加し、一投や一球が明暗を分ける勝負に、大いに盛り上がった。
 市体育指導委員連絡協議会主催で14回目。カーリングのストーンに見立てたジェットローラー(直径約30センチ、重さ約2キロ)を滑らせて床の上で行う「カローリング」、小規模のホールを設定して気軽に楽しむ「グラウンド・ゴルフ」を合わせ3種目が行われた。
 ペタンクは目印の小さな赤い球(ビュット)に向け金属製の球(直径約7センチ、重さ約680グラム)を投げ、いかに近くに寄せられるかを競う。ラスト一投でビュットが動いて形勢逆転することもあり、勝負の行方が最後まで分からない点が魅力の一つという。同市北矢三町4、パート従業員、横田洋子さん(58)は「ルールが簡単ですぐ参加できる。年代を問わず楽しめるのもいいですね」と話していた。【井上卓也】