9日午後6時半ごろ、神戸市西区伊川谷町布施畑の県道で、法定速度を約40キロ超えて走る乗用車を、神戸西署白バイ隊員の徳山陽一警部補(46)が発見。赤色灯を点灯させて追いかけたが、約500メートル先の交差点で、白バイが信号停車中の車に追突しそうになり、転倒した。乗用車は信号を無視して逃げた。徳山警部補はろっ骨などを折る重傷を負った。
同署は、道交法違反(速度超過)の疑いで乗用車の行方を追っている。
9日午後6時半ごろ、神戸市西区伊川谷町布施畑の県道で、法定速度を約40キロ超えて走る乗用車を、神戸西署白バイ隊員の徳山陽一警部補(46)が発見。赤色灯を点灯させて追いかけたが、約500メートル先の交差点で、白バイが信号停車中の車に追突しそうになり、転倒した。乗用車は信号を無視して逃げた。徳山警部補はろっ骨などを折る重傷を負った。
同署は、道交法違反(速度超過)の疑いで乗用車の行方を追っている。
消費者庁は11月6日、介護ベッドなどの消費生活用製品の重大製品事故を発表した。
発表によると、パラマウントベッド株式会社が製造した介護ベッドについて、ベッド台座と頭側ベッド枠を接続する箇所の樹脂製部品が破損し、転倒して重傷を負う事故が発生した。これは、介護ベッドの頭側の縁に腰掛けていた際、台座と枠を接続していた樹脂製部品が破損したためにベッドの頭側が傾き、バランスを崩して転倒してことによる事故で、06年3月より要請していた補助部品を取り付けていなかったという。
同社は、10月23日にホームページ上に注意事項を発表することで注意喚起を行い、改めて全国の販売事業者などにダイレクトメールの発送や、訪問による改修を促進するとしている。
【対象製品について】
2003年11月から2006年5月までに製造した介護ベッド「楽匠」全機種
型式:KQ-86○○○ らくらくモーションシリーズ
KQ-63○○○ 3モーターシリーズ
KQ-82○○○ 2モーターシリーズ
(○には任意の英字などが入る。)
改修対象台数」21万1721台
改修率:68.0%(2009年9月30日現在)
■問い合わせ
パラマウントベッド株式会社
フリーダイヤル:0120-54-8639
受付時間:9:00~17:20(土・日・祝日を除く)
・消費者庁
・消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について
・パラマウントベッド株式会社
・「楽匠」部品取付けのお願いについて
佐町野沢の側溝で7日、遺体で見つかった遊佐中3年の男子生徒(15)の死因は、司法解剖の結果、首を強打したことによる頸髄(けいずい)損傷だったことが、酒田署の調べで分かった。死亡推定時刻は6日午後11時ごろ。
同署によると、車と衝突した形跡がなく、殴られたような外傷などもないことから、男子生徒が自転車に乗っていた際、誤って転倒した可能性が高い。路面に残った自転車の滑走跡から、スピードが出ていたとみられる。現場は直線の下り坂で、付近に電灯はなかった。
遊佐中の鈴木清悦校長は「元気で、よく先生の手伝いをしてくれる生徒だった。無念でならない」と話していた。
日午後6時5分ごろ、千葉県富里市七栄の県道で、歩いて車道を横断しようとした近くに住む無職、竹仲千代野さん(91)が、左から直進してきた同市根木名の警備業アルバイト、高野順司さん(67)の乗用車にはねられた。竹仲さんは転倒して体を打ち、まもなく死亡した。
県警成田署の調べによると、竹仲さんは夫(85)とファミリーレストランで食事を終え、帰宅途中だったという。夫は先に道路を横断していた。現場は片側1車線、見通しのいい直線道路。
老朽化、雨天時滑る危険
奈良市登大路町の興福寺と猿沢池を結ぶ階段「五十二段」で、改修工事が進められている。石の階段が波打ったり、雨天に転倒する参拝者らがいたりするためで、全面改修は明治以来約110年ぶりという。県は「来年に平城遷都1300年祭を控え、観光客や市民らが安心して散策できるよう安全性を確保したい」としている。
仏門に入る修行の段階にちなんで段数が52あり、猿沢池から興福寺の五重塔を眺める際に見えるなど、市民らから「五十二段」として親しまれている。県によると、階段の幅は約9メートル、高低差は約8メートルあり、いつ造られたかは不明だが、1898年頃に踊り場を撤去する改修工事が行われ、現在の形になったとされる。
土の上に直接、花こう岩を置いているため、長年の利用で基礎部分がずれて石が上下しているほか、凹凸があった表面がすり減り、雨の日に滑って転倒する人もいるという。
本格的な工事は10月13日に始まり、すでに石を重機で撤去。コンクリートで基礎を造り、滑り止めとして、凹凸に加工した石を再び据える。来年3月末までに完成する。
お笑いコンビのオリエンタルラジオが5日、はんにゃ、麒麟らとともに都内で行われたモスバーガーのキャンペーン「MOS-1 CUP 2009」の記者発表会に出席。藤森慎吾(26)は3日の仕事中に転倒して左足をねんざしたことを告白し、「全然平気。これを食べると痛さも分からない」と自虐的にPR。
3日午後4時半ごろ、名古屋市中川区戸田3の「西照寺」(神戸誓真住職)から出火、いずれも木造平屋建ての本堂と居宅部分を全焼し、南隣の木造平屋建ての別の寺に一部延焼、両寺の計約800平方メートルを焼いた。42歳と61歳の付近の女性住民が転倒したり、煙を吸って治療を受けたが、いずれも軽傷。約6時間半後に鎮火した。
この火事で愛知県警中川署は同日、現場近くにいた同市内の少年(10)を現住建造物等放火の非行内容で児童相談所に送致した。
同署によると、現場付近で不審な少年を住民が発見し、署員が事情を聴いたところ、少年は放火を認めたという。【岡崎大輔】
2011年度までの3カ年で高次脳機能障害の患者とその家族のネットワークづくりを目指す仙台市青葉区のNPO法人「ほっぷの森」が、同障害者の実態把握のためのアンケートに取り組んでいる。外見では分かりにくく「見えない障害」と呼ばれる同障害は診断が難しく、福祉サービス事業所の選択肢も少ない。ほっぷの森は、結果を基に支援ニーズを掘り起こし、自立と社会参加をサポートする支援体制も築く方針だ。
アンケートは、本人編と家族編の2パターンで実施している。本人編では現在の生活や社会参加の状況、障害者手帳の有無、必要としているサポートなどを質問。家族編では同様の項目をより詳しく尋ねている。
同障害者の支援モデル事業の拠点となった東北厚生年金病院(宮城野区)をはじめ、医療関係者、保健師らの協力を得て、9月末に始動した。10月中旬にはブログを開設し、電子メールでの回答もできるようにした。
アンケートと並行して県内7保健福祉事務所の圏域ごとに同障害者のグループインタビューを行い、受傷の原因やニーズの把握に努めている。
一連の取り組みは、NPO支援を目的に、せんだい・みやぎNPOセンターと県が運用する基金「みやぎNPO夢ファンド」の助成を受けて実施している。
ほっぷの森は10年度、行政機関などが持つ情報をタイムリーに提供するシステムを構築し、講座を開催するなどして支援の輪の拡大を目指す。11年度は恒常的に情報の受け皿と発信源を担う同障害ネットワーク会議(仮称)を設立し、課題や政策を国などに提言することを目標に据えている。
アンケートは、12月中旬まで行う。ほっぷの森の後藤まつ子事務局長は「正確な実態を把握するためにも、より多くの人に協力してほしい」と話している。専用連絡先は090(1063)8051。
[高次脳機能障害] 脳梗塞(こうそく)などの脳血管障害、交通事故や転倒に伴う頭部外傷、脳炎、アルコール中毒などが主な原因とされる。記憶障害や集中できなくなるなどの注意障害、目的にかなった行動ができない遂行機能障害などが現れる。精神障害者保健福祉手帳の申請が可能。条件を満たせば介護保険の申請もできるほか、障害年金の受給対象になる。しかし、診断が難しく、変調に気付くのも遅れがちになり、障害者数の実態は把握し切れていない。
◆相次ぐハンドル形電動車椅子の転落、転倒事故。防止策は。
◇JISに新品質規定 車体の安定性や暴走防止機能
◇利用者向けに安全講習や啓発活動も
昨年9月、福井県鯖江市の農道脇の側溝(深さ約50センチ)で、うつぶせに倒れている男性(92)が発見された。男性は頭などを強く打っており、間もなく死亡。男性に覆いかぶさるようにハンドル形電動車椅子が転落していた。経済産業省などが事故原因を調査した結果、車椅子に異常はなく、男性が車椅子で走行中に誤って路肩に入り、側溝に転落したと結論付けた。
経産省によると、07年5月に消費生活用製品安全法に基づく製品事故報告制度が始まってから先月までの間に、ハンドル形電動車椅子の重大事故は30件発生。うち12件が側溝などへの転落や転倒による死亡事故だった。
こうした事態を受け経産省は昨年6月、同法の「特定製品」に指定する方針を固めた。特定製品にはこれまでに▽家庭用圧力鍋▽乗車用ヘルメット▽乳幼児用ベッド▽登山用ロープ▽携帯用レーザー装置▽浴槽用温水循環器--など9品目が指定されている。これらにハンドル形電動車椅子を追加し、技術基準を満たさないと販売できないよう規制をかけようとした。
しかし、この方針に障害者団体などが反発。NPO法人「DPI日本会議」の今西正義さん(60)は「操作ミスが原因とみられる事故が目立つ中、技術基準を厳しくするだけで事故が減るかは疑問だった」と指摘する。「規制のために操作しづらくなって事故が起きたり、値段が割高になる恐れもあった。利用者に対し危険性を実感できる講習会を実施することや、道路の整備も重要だ」と話す。
こうした意見を受け、経産省は方針を転換。先月、安全性や品質維持の基準となる日本工業規格(JIS)に、ハンドル形電動車椅子に関する新たな規定を設けることを決めた。
新規定では、斜面や段差で停止や急発進をしても転倒しないよう車体の安定性の基準や、誤ってアクセルレバーに触れて暴走しないような設計などが盛り込まれた。また、購入時に製品ごとの特徴を分かりやすくするため、▽斜面を旋回する際の安定性▽段差を乗り越える際の安定性▽回転性能--の3項目について、最大三つの星で表示することも求められる。
一方、操作ミスによる事故を防ぐため、経産、厚生労働、国土交通の3省と警察庁は対策会議を開催。関係団体の協力を得ながら、(1)事故原因の分析(2)初心者などを対象にした講習会の実施(3)販売店による安全指導やレンタル業者による適合性チェックの実施(4)百貨店を通じた啓発活動--を目指すことで一致した。
電動車椅子メーカーで組織する電動車いす安全普及協会は「事故を防ぐため、まず外出前に点検をしてほしい。また、急な傾斜地や大きな段差などでの走行は避けてほしい」と注意を呼びかけている。【奥山智己】
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◆最近起きた主な電動車椅子の事故◆
発生日 場所 内容
5月18日 宮城県 下り坂を走行中に転倒し死亡。急ハンドルを切ったとみられる
7月 9日 福島県 上り坂を走行中、警告音が鳴り後退し土手から転落。重傷を負った
7月24日 長崎県 農道から転落し死亡
8月 9日 熊本県 踏切内で停止し、電車と接触。重傷を負った
同 同 舗装されていないあぜ道から転落し死亡
4日午前9時半ごろ、大阪府茨木市蔵垣内のJR東海道線蔵垣内一踏切から、「踏切内で転倒した人がいたので非常ボタンを押したが、その人は踏切の外に出た」と、JR西日本新大阪総合指令所に通報があった。けが人はなかった。
踏切に差しかかった上り電車の運転士が非常ボタンを解除。この影響で上下線2本が部分運休し、21本に最大18分の遅れが出て、約7千人に影響が出た。