介護ベッドの事故について注意喚起--消費者庁

消費者庁は11月6日、介護ベッドなどの消費生活用製品の重大製品事故を発表した。
発表によると、パラマウントベッド株式会社が製造した介護ベッドについて、ベッド台座と頭側ベッド枠を接続する箇所の樹脂製部品が破損し、転倒して重傷を負う事故が発生した。これは、介護ベッドの頭側の縁に腰掛けていた際、台座と枠を接続していた樹脂製部品が破損したためにベッドの頭側が傾き、バランスを崩して転倒してことによる事故で、06年3月より要請していた補助部品を取り付けていなかったという。
同社は、10月23日にホームページ上に注意事項を発表することで注意喚起を行い、改めて全国の販売事業者などにダイレクトメールの発送や、訪問による改修を促進するとしている。

【対象製品について】
2003年11月から2006年5月までに製造した介護ベッド「楽匠」全機種
型式:KQ-86○○○ らくらくモーションシリーズ
   KQ-63○○○ 3モーターシリーズ
   KQ-82○○○ 2モーターシリーズ
   (○には任意の英字などが入る。)
改修対象台数」21万1721台
改修率:68.0%(2009年9月30日現在)

■問い合わせ
パラマウントベッド株式会社
フリーダイヤル:0120-54-8639
受付時間:9:00~17:20(土・日・祝日を除く)

・消費者庁
・消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について
・パラマウントベッド株式会社
・「楽匠」部品取付けのお願いについて

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