遊佐の男子中学生、死因は頸髄損傷

佐町野沢の側溝で7日、遺体で見つかった遊佐中3年の男子生徒(15)の死因は、司法解剖の結果、首を強打したことによる頸髄(けいずい)損傷だったことが、酒田署の調べで分かった。死亡推定時刻は6日午後11時ごろ。

 同署によると、車と衝突した形跡がなく、殴られたような外傷などもないことから、男子生徒が自転車に乗っていた際、誤って転倒した可能性が高い。路面に残った自転車の滑走跡から、スピードが出ていたとみられる。現場は直線の下り坂で、付近に電灯はなかった。

 遊佐中の鈴木清悦校長は「元気で、よく先生の手伝いをしてくれる生徒だった。無念でならない」と話していた。

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