3日夜は関東地方を中心に雪となり、東京都心でも、今シーズン初めて積雪を観測しました。
本州の南を進む低気圧の影響で、関東地方を中心に本格的な雪が降りました。東京都心では、3日夜遅くにみぞれから雪に変わり、日付の変わるころ、今シーズン初めての積雪を観測しています。3月に入ってからの初めての積雪は、24年ぶりです。すでに雪はやんでいますが、この後しばらくはぬれた路面の凍結による車のスリップ事故などに注意が必要です。
[4日12時11分更新]
3月2日9時26分配信 サーチナ
1日付中国新聞社電によると、江西省廬山地区では同日、みぞれが降った後に気温が急低下した。
このため、屋外に駐車していた自動車が氷づけの状態になった。路面も凍結し、スリップしやすい状態。女性は、靴の上にわらじを着用して、滑り止めにしている。
廬山地区は古くから景勝の地と知られ、同地区にまつわる文学作品も多い。1996年にはユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。(編集担当:如月隼人)
3月3日13時1分配信 毎日新聞
さあ、舞い上がれ!--。09年FISフリースタイルスキー世界選手権猪苗代大会が2日、開幕した。猪苗代スキー場でスキークロス競技があり、最高時速80キロにもなる“雪上のモトクロス”に、観戦の小学生から大きな歓声が沸いた。夕方から開会式もあり、地元住民も参加し大会の成功を祈った。【神保圭作】
大会には32カ国・地域から選手約300人が参加し、8日まで県内3会場で5種目を競う。初日は晴天に恵まれ、観客約2000人が旗やメガホンを振り、華麗な滑りに見入った。転倒する選手に、子どもたちが「大丈夫ですか」と声をかける場面も。コース脇には各国の国旗が飾られたが、雪不足で山肌がのぞく場所もあった。
猪苗代中2年の小桧山優さん(14)は「ジャンプやスピードを怖がらない。きつい斜面もスピードを落とさず、まっすぐ走れるのがすごい」と感嘆。夫(69)と来た会津若松市の主婦(67)は全日程のチケットを購入したといい、「寒いですが、気持ちは燃えています。初日に日本人が上位に入れなかったのは残念ですが、次の競技に期待します」。
近くに住む施設職員、古俣千津子さん(60)は「猪苗代は野口英世の町だけど、スキーの町としても活性化してほしい」と話した。
開会式は猪苗代町総合体育館であり、選手やコーチ、役員ら約400人が出席。モーグルの上村愛子選手(北野建設)ら日本人選手団が手を振って入場すると、ひときわ大きな拍手が沸いた。
佐藤雄平知事が「高い目標を掲げ、ひたむきに競い合う姿は見る者の心を突き動かす」と述べ、FISの伊藤義郎副会長が開会宣言した。地元の保育園児は白虎隊の演舞で選手たちを歓迎。式典前には人気歌手「スキマスイッチ」が「奏(かなで)」など2曲を披露し、会場を盛り上げた。
競技日程は▽3日エアリアル予選▽4日エアリアル決勝▽5日ハーフパイプ▽7日モーグル▽8日デュアルモーグル。
3月1日14時7分配信 医療介護CBニュース
【第51回】
堤晴彦さん(埼玉医科大総合医療センター高度救命救急センター長・教授)
全国212か所の「救命救急センター」のうち、「高度救命救急センター」は2008年12月1日現在、全国に21施設。埼玉県川越市の「埼玉医科大総合医療センター」の救命救急センターは、1987年に埼玉県で2番目の「第三次救急医療施設」として開設され、99年に旧厚生省と埼玉県から全国で9番目の「高度救命救急センター」に指定された。
2007年10月からは、「ドクターヘリ」の運用をスタートさせ、広域の重症救急患者にも対応。「断らない救急医療」を目指し、一次・二次救急患者は年間約4万人、命にかかわる重症の三次救急患者は年間千数百人に及ぶ。
「高度救命救急センター長」として指揮を執る堤晴彦さんは、日本救急医学会で理事を務めるほか、救急医療に関する埼玉県内の協議会に参加するなど、救急医療体制の改善に向けて取り組んでいる。そして、現在も実際に当直を行っている“現役”の救急医。また、医療事故の調査委員会設置について検討する日本救急医学会の委員会で副委員長を務め、厚生労働省の検討会では、「医療安全をやるなら、(刑法学者ではなく)医療側が座長に座るべき」などと痛烈に批判、歯に衣(きぬ)着せぬ発言が話題を集めた。
3月に公開される救命救急センターを舞台にした映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」で医療監修を務めるなど幅広く活躍している堤さんに、救急医療の現状や今後の課題などを聞いた。(新井裕充)
■医師の志気が低下
―近年、「医療崩壊」といわれます。
「医療崩壊」が最も顕著に表れている分野は救急医療です。救急医療に携わる医師が急性期型の病院から“逃散”し、その結果、救急病院の告示を取り消す医療機関が増加しています。全国の救急病院(救急告示施設)が過去5年間で約1割減少したことや、救急患者の“たらい回し”が急増していることなどが報道されています。
埼玉県の調査では、救急隊が医療機関に患者の収容の依頼をして5回以上断られた件数が年々増加しています。7、8月の2か月の調査では、05年が403件、06年は985件、07年は1409件と急増しており、事態は悪化しています。
―先日、東京都の関係者が、「埼玉県は医師数が全国最低で病院も少ないのに、なぜ救急がうまくいっているのか」と首をかしげていました。
いえ、決してそんなことはありません。埼玉県でも、救急医療の崩壊は急速に進んでいますので、早急な対策が必要です。先程の調査で分かるように、救急患者の受け入れが困難なケースが日常的に発生しています。“たらい回し”が表立って報道されないのは、救急隊と医療機関との関係がうまくいっているからでしょう。日ごろから関係を密にして、顔の見える関係をつくっているため、救急隊が「たらい回しがあった」と、関係機関に“告発”しないからではないでしょうか(笑)。先日、現場の救急隊員に同じ質問をしたら、「それは埼玉県の救急隊員が粘り強いからですよ」と笑顔で答えてくれました。
―救急隊員と医療側との関係がカギですね。
近年、救急隊員の志気と医師の志気が、ものすごく乖離(かいり)しています。救急隊員は皆元気で、やる気満々です。「救急救命士」の資格ができてから、救急隊員のレベルは確実に向上していますし、彼らはプロフェッショナルを目指しています。ところが、病院の各科に属していて救急を“やらざるを得ない”立場にいる医師は、救急に対する意識が極めて低調です。救急隊員はきっと、心の中でこう思っています。「CTを撮る前に気道を確保しろよ」「最初に血圧をコントロールしろよ」「低血糖に決まっているんだから、CTを撮る前に血糖値を測らなくちゃ」と。「挿管ができない医者は当直しないでくれ!」と思っている救急隊員もいますよ(笑)。
また、救急救命士の判断が当直医より優れていることもよくありますので、このままだと、大変なけんかになる。既にけんかが勃発している地域も全国にはあるようです。わたしは救急隊員に、「今はけんかするな。けんかしても改善するものは何もない」と言って、抑えてもらっています。
―これに対し、医療側の志気はどうでしょう。
「たらい回し報道」もそうですが、国民から責められっ放しです。なぜ、医師の志気が低下しているのでしょうか。救急医療の崩壊が進んでいるのはなぜか。理由はいろいろ考えられますが、大きな原因として、わたしは3つあると思います。それは、「医療費の抑制」「医事紛争・クレームの増加」「勤務医の労働環境の悪化」です。
国が医療費抑制策を進めた結果、多くの病院で、特に救急医療を行っている病院ほど赤字が増大しています。救急告示を取り下げる病院が増えたことで、残りの救急病院に患者が殺到しています。これは、医師に過重な負担を発生させますので、勤務医を辞めて開業する者が後を絶ちません。そうすると、残された医師の負担がさらに増大し、疲弊してしまうという悪循環です。これは、“崩壊の連鎖”と言うべき現象です。
―過労死の問題など、勤務医の過重労働が問題となっています。
皆さん、ご存じないかもしれませんが、医師の労働時間は一般企業の労働者に比べてはるかに長く、夜間の当直料がファミリーレストランのアルバイトさんの時給よりも安い病院もあります。頑張っても給料が安い。救急患者をいくら診ても給料は同じ。それは、救急医療に取り組む病院が赤字になる構造があるからです。
例えば、点滴に使うチューブや注射針などの医療機材は保険請求できません。創傷の処置に用いる大量のガーゼや包帯、尿をためる袋も病院の持ち出しです。心臓マッサージの医療費は、サウナや温泉のマッサージよりも安い。
このほか挙げれば切りがありませんが、医療廃棄物の処理に掛かる月数百万円の費用や、感染対策に掛かる経費も病院の負担です。救急医療をすればするほど赤字になるという、信じられない仕組みです。それに追い打ちを掛けるように、救急車をタクシー代わりに使う軽症患者が増加し、医療訴訟やクレームも増えています。こんな状況では、医師の志気が低下するとは思いませんか。
■「不作為の医療行為」を追及、救急医療が崩壊へ
―医療訴訟も増えているようです。
わたしは、1999年に起きた「杏林大学割り箸事件」の刑事訴追が「救急医療の終えんの始まり」と考えています。これは、5歳の保育園児が綿あめの割りばしをくわえながら転倒して、その割りばしの一部が頭蓋内まで達したために死亡した事件です。事故が発生した当初は、まさか脳内に割りばしが刺さっているとは、救急搬送された病院の担当医はもちろん、専門医にも分かりませんでした。脳内に残った割りばしは、法医解剖をして初めて発見されたのです。
担当医の業務上過失致死が問われた裁判で、検察側は「CT検査をしていれば助かった」「ファイバースコープを行うべきだった」「入院させるべきだった」などと主張しましたが、最終的には、CT検査で割りばしが発見できても救命できなかったと判断され、被告人の医師は無罪になりました。
この事件の最大の問題点は、「不作為の医療行為」の刑事告訴であるということです。これまで、医療訴訟の多くは、血液型を間違えて輸血したとか、消毒薬を静注したという「作為」の医療行為、つまり、実際に行った医療行為に対する責任が問われていました。しかし、「何もしなかった」という点について責任を追及されたら、救急医療は成り立たない。
―「不作為の医療行為」には、ほかにどのようなケースが考えられますか。
例えば、頭痛の患者さんに頭痛薬を処方して帰宅させたが、その後、自宅でクモ膜下出血を起こして死亡したような場合が考えられます。また、患者さんが院内で転倒して頭部外傷で死亡したような場合もそうです。「クモ膜下出血を予想せず、頭部CT検査を行わなかったから医療過誤だ」とか、「看護師が見ていなかったから転倒して、頭部外傷で死亡した」とされては、医療は成り立ちません。
これらはすべて、「死亡した」という結果からの判断です。重大な結果が発生したから刑事訴追の対象になるのでは、医療という営みそのものが成り立たないのです。もし、裁判に負けたら、医師は「犯罪者」となり、億単位の賠償を求められ、さらに医師免許を剥奪(はくだつ)されます。刑事、民事、行政上の責任を負うのです。それだけではありません。裁判には、膨大な時間と労力がかかります。そして、実名報道などで名誉が著しく傷つけられます。
「杏林大学割り箸事件」では、その患者さんを断った病院は複数ありました。断った病院は非難されず、まじめに受け入れた病院だけがマスコミなどからもたたかれたわけです。これでは、患者さんを受けない方が安全に決まっています。わたしは、「不作為の医療行為」が刑事訴追されたこの事件を契機に、多くの医師が防衛医療、萎縮医療に走り始めたと考えています。
―今後、救急医療体制の改善に何が必要でしょうか。
救命救急センターは、救急医療の“最後の砦(とりで)”といわれますが、むしろ“最初の防波堤”にされている感があります。救命救急センターの本来の責務は重症患者の診療です。軽症患者のために、助かるべき命が助からないということがないよう、二次医療機関も本来の二次救急を担える状況に変えていかなければなりません。“コンビニ感覚”で受診する患者を減らすため、住民への普及・啓発が必要です。
一方、救急外来の現場では、「これはわたしの専門分野ではない」と断る医師が増えていることも確かです。例えば、心臓と腎臓に障害がある場合、心臓内科医と腎臓内科医との間で押し付け合うことがあります。大学病院など大きな病院で、内科が臓器別に細分化される傾向があることが原因として考えられます。病院が救急部門を整備しても、専門的な診療をする各科がこのような対応をするなら、その救急部門はいずれ崩壊します。
病院の中には、病院長など病院幹部が「各科から嫌われるようなことは言いたくない」と考え、各診療科の負担増となる救急医療に対し、腰が引けているところがあるようです。救急医療が改善するか否かは、病院長の強いリーダーシップに懸かっていると言えます。
―救急医療の改善には、国の財政的なバックアップも必要ですね。
確かにそうですが、いかなる対策であれ、「人は快・不快や損得で動く」という人間の行動原理を無視しては成功しません。救急の受け入れ拒否をめぐる問題などで、医師のモラル低下を主張する意見も一部にあるようです。しかし、医師に対して、「医師としての社会的使命や倫理」を求めるだけでは何も改善されないでしょう。医師をはじめ、看護師、コメディカル、救急隊員など救急医療を担う医療従事者が「心地よい」と感じる環境や魅力を整備しなければ人は動きません。政策や対策を考える際に重要なことは、理詰めの議論だけではなく、人間の行動原理に配慮することです。
■「政・官・財」が考えるシナリオ
―「医療崩壊」は、厚労省の政策ミスが原因でしょうか。
「医療は30兆円産業」といわれます。32兆-33兆円の市場が目の前にある。今は、その利益を医師が独占している。財界が食指を伸ばさないわけがないと思いませんか? 医療崩壊は、厚労省の政策の失敗の結果なのでしょうか? わたし自身も、数年前までは厚労省が悪いと思っていたのですが、実際に厚労省の人たちと会って話をしているうちに、「ひょっとして大きな勘違いをしていたのでは」と思うようになりました。彼らは、現場で起きていることを非常によく知っています。実は、医療崩壊の裏で進行している“本当のシナリオ”があるのではないでしょうか。
わたしは、現在の医療崩壊は、「政・官・財」のごく一部が考えている大きなシナリオ通りに進行していると読んでいます。以下の話は、全くの管見です。何のエビデンスもありません。わたしの想像、妄想の話として聞いてください。ただ、このように考えると、今、医療の現場で起きていることがうまく説明できるのです。
―どのようなシナリオでしょうか。
病院の経営を悪化させ、赤字にするのです。赤字にして、多くの病院を銀行や株式会社の管理下に置き、これに大手商社や生命保険会社などが参入するというシナリオです。つまり、「病院の再編」です。例えば、ある商事会社は医療ファンドを設立し、国民から集めた資金を元に病院の経営に参入しようとしています。その商事会社は医療(ヘルスケア)部門をつくっており、商社故、高額な医療機器も輸入しています。
彼らのターゲットになるのは、公立病院や公的病院でしょう。銀行や商社が設立した各種ファンドが買収したいと思うのは、医療機器が整備された立地条件の良い、比較的大きくて新しい病院です。実際に、四国地方のある公立病院は、PFI(private financial Initiative、民間資金の活用による公共サービス)が導入され、有名な流通業界の会社が運営に参加しています。社会保険庁が解体される時には、全国の社会保険系列の病院も、これらの買収の対象となるのではないでしょうか。さらに、都心で立地条件の良い病院もターゲットになります。最悪の場合は、マンションに建て替えればいいのですから。ただ、昨年の秋以降の不況の下では、この話は成り立ちませんが。
一方、小さい個人病院や老朽化した病院は見捨てられる可能性が高いでしょう。ではその時、患者さんはどこに行くのでしょうか。考えられるのは、介護施設の新設や介護施設への業界の参入です。財界は、“雇われ院長“を置き、経営の実権を握るのです。介護保険は、今後さらに大きな市場が見込まれており、費用対効果が病院よりはるかに良いからです。何と言っても、介護施設は、医療機器の整備などの設備投資が必要ありませんから。来年度は、介護関連の報酬が引き上げられるようです。
―「政・官・財」で、医療や介護を“食い物”にしようということでしょうか。
そうです。病院の買収が終わり、医療機関の再編が行われた時には、流通業界が参入してくるでしょう。物資を安価で大量に仕入れて流通させ、コストを削減するのです。現在、個人病院は病院ごとに購入していますが、コンビニなど流通業界では、段ボールの処理など“銭”単位の商売をしています。そのような流通業界の実績からすれば、十分なうまみがあると考えていると思います。
また、次には生保が参入するでしょう。混合診療に賛成している医師は少なくありませんから。つまり、民間の健康保険の導入です。通常の健康保険で受けられる医療はここまで、それ以上の良い医療を受けたかったら民間の健康保険を使うように、という流れです。確かに、憲法で保障しているのは「健康で文化的な最低限度の生活」ですから、誤りではないでしょう。ちなみに、自動車事故などを扱う損害保険会社は、既に相当の利益を上げているようです。
特に、「官界」は財務省主導ですから、われわれがターゲットにすべきは、厚労省ではなく財務省であり、財界です。そして、それらをつなぐ一部の政治家です。さらに、日本市場への参入をたくらむ米国の外資系企業です。
しかし、日本医師会が反対すれば、このシナリオが思い通りに動きませんから、当面は、病院の保険診療点数を抑制する一方で、診療所やクリニックなどの「開業医」の保険診療点数を温存するようにしているのです。開業医(診療所)の利益を保障しておけば、病院の医療費を抑制しても、日医は最終的に反対できないと計算している。病院の経営はどんどん悪化し、銀行などの支配下に入るというわけです。
■医療再編で、診療所の経営が悪化
―最近、日医は内部的にいろいろとあり、「分裂するのではないか」との声もあります。
確かに、開業医と勤務医の集団に分裂する可能性もあります。しかし、もし分裂するようであれば、「政・官・財」の思うつぼです。彼らにとっては、分裂してくれた方が医療の再編がやりやすいと踏んでいる節があります。分裂すれば、笑いながら高みの見物をするでしょう。
では、病院の経営権が銀行や商社に移った後はどうなるでしょう。つまり、医療機関の再編が行われ、病院の系列化がほぼ終了した時点で、次に打つ手は何でしょうか? それは、病院の保険診療点数を高くする一方で、開業医の診療費を極端に下げてくるでしょう。そうしないと、自らが支配し、管理している病院の経営が成り立たなくなるからです。PFIが導入された四国の公立病院の例を見れば分かるように、いくら“経営のプロ”が運営に参加したとしても、現在の医療制度の下では、経営がうまくいくはずがありません。そろそろ契約解除という話もあるくらいです。
従って、彼らの利潤追求のために、開業医の診療費を極端に下げてくるはずです。この段階になったら、日医が反対しようが、「政・官・財」はびくともしない。大手マスコミを通じて日医をたたけばいいのです。マスコミの大きな収入源は広告収入ですから、財界の言いなりです。
―中小病院がつぶれて日医が分裂した後、つまり医療界が再編されたら勤務医の待遇が改善されますか。
若干、改善する可能性があります。ただし、だまされてはいけません。診療所の経営は、急激に悪化する危険性があります。現在の歯科医並みになることも予想されます。ですから、現在開業を考えている人は、もう一度考え直した方がよいかもしれません。
では、病院が銀行系列になった時、次に必要なものは何でしょうか? それは、労働者です。すなわち、医師と看護師の確保が必要になります。ですから、2004年にスタートした「新医師臨床研修制度」も、実はシナリオ通りです。これまで、大学の医局が医師の人事権を持っていました。しかし、これでは財界が病院の経営権を握った後、医師を集められません。つまり、臨床研修制度は、大学から人事権を奪い、医師集めを容易にするためのものなのです。医療界には、「臨床研修制度は失敗だった」と考えている人が多いと思います。そして、「早く制度の変更をしてほしい」と願っているでしょう。しかし、「政・官・財」のシナリオ通りに進行しており、財界は失敗とは考えていないでしょう。病院の再編が終わるまでは、現在の臨床研修制度を大きく変更する気はないと思います。
―商社や銀行が病院の経営権を握っても、勤務医の待遇は改善されないと。
臨床研修制度を導入する際、厚労省の提案に財務省が素直に従ったとは到底思えません。当時の国の財政状況から考えますと、財務省が臨床研修制度にそんなにお金を付けるはずはありませんから。臨床研修制度は、財務省と厚労省の思惑がたまたま一致した結果でしょう。「同床異夢」です。
さらに、文部科学省にも圧力が掛かっていると考えます。少子化で「大学全入時代」といわれ、倒産する大学も出ていますが、看護系・医療系の大学や短大、学部の新設だけは、どんどん認可されています。これは、どう考えても、非常に不自然です。結局、病院経営に必要な労働者を確保するためのシナリオが進行しているのです。
そして、再編が行われた後に病院経営の実権を握るのは、医療従事者ではなく病院の事務職員です。われわれ医師は単に、彼らに雇用された労働者であり、使い捨ての労働者のままでしょう。
■「文系学部」対「医学部」の闘い
―財界が病院の実権を握った時、医療は良くなるでしょうか。
営利企業ですから、当然のことながら、利潤追求型の経営になります。利益率の悪い分野は切り捨てられます。つまり、“お金にならない患者”は、確実に見捨てられるでしょう。
埼玉県の調査によると、特に重症とされる三次救急で“たらい回し”にされた病態のうち、最も頻度が高かったのは精神科的な問題がある救急患者でした。2位は高齢者の吐血や下血などの消化器疾患、3位は意識障害の患者でした。これらの患者さんは、手間がかかる割に収益が少なく、時にトラブルや訴訟に発展するリスクがあるからです。「診れない」のではなく、「診たくない」から断っているのです。
経営効率ばかりを重視した利益追求型の医療になると、このような精神疾患の患者、脳卒中の患者、高齢者、重度の障害を持つ患者、血液疾患の患者などが切り捨てられます。
―現在よりも深刻な事態になりそうです。
現状を見る限り、医療側に勝ち目はありません。負けることは確実です。「医師や患者を見捨てるようなことはしないだろう」と考える人もいると思いますが、「政・官・財」は、そんなに甘くありません。太平洋戦争を思い出してください。若者が何万人死のうが、国民がどれだけ貧困に苦しもうが、そんなことにお構いなく、戦争に突入した国ではないですか。最近の農業政策を見ても同じです。幻想は捨てて、現実に戻りましょう。
今、医師がストライキを断行したところで、何も改善しません。一般市民も医療側をサポートすることはないでしょう。マスコミが医療側を支持する記事を書くと思いますか? そのようなキャンペーンをしますか? 医療事故で、あれほどまでに医療界をたたいたじゃありませんか。広告収入を大きな財源とするマスコミは財界の言いなりですから、医療側に立った記事を書くはずがないのです。
―解決策はありますか。
これからは医療訴訟もますます増えるでしょう。司法試験制度改革でロースクールができて、弁護士が増加しています。医療訴訟は大きな収入になります。民事訴訟は、訴えられた側は多大な負担を強いられた上、勝っても何のメリットもありませんが、弁護士にとっては、負けてもそれなりの収入が確保されます。わたしは、医療事故の原因を調査する公的な機関ができたら、刑事告訴の増加よりも民事訴訟が増加することを危惧(きぐ)します。弁護士は、調査委員会の報告書を訴訟に利用しようと待ち構えているのです。このような調査委員会の創設は、法曹界(法学部)のシナリオ通りでしょう。
結局、うがった見方かもしれませんが、これは法学部や経済学部など「文系学部」対「医学部」の闘いと言えるでしょう。文系の医系に対する「ねたみ」「ひがみ」「やっかみ」という精神的な要素も多分にあるのではないでしょうか。彼らは、天下り先の確保など、自らの権限を拡大するために、ありとあらゆる手を尽くしています。医療機関や国民のことなどは、これっぽっちも考慮していないことは明らかです。このような崩壊へのシナリオに、果たして国民はいつになったら気が付くのでしょうか。このことに医療界は既に気が付いている。防衛医療、萎縮医療に向かっている。医療崩壊が行き着くところまで行かないと、国民は気が付かないのかもしれません。
わたしは、今の日本に必要なことは、“物を作る”ところを大事にする文化であろうと思っています。すなわち、農業をはじめ漁業、林業、町工場、中小企業など、あるいは芸術分野なども含まれますが、“物を作る”ところを大事に育てるような社会構造の変革が必要です。マネーゲームでもうける職種、すなわち、人から集めたお金を横に流すだけで莫大(ばくだい)な利益が得られるような社会構造を変えていかなければ、日本の再生はないと考えています。
【略歴】
1952年 大分県生まれ
77年 東大医学部卒
77年 東京警察病院脳神経外科 医員
77年 東大医学部附属病院脳神経外科 研修医
78年 東京都立豊島病院脳神経外科 医員
80年 大阪府立病院救急医療専門診療科 非常勤医員
80年 東大医学部附属病院救急部 研究生
85年 東京都立墨東病院救命救急センター 医長
95年 現職
2月28日8時33分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
三菱商事は、容器包装リサイクル法に基づき、自治体が分別回収したプラスチックごみを粒状のペレット(再生樹脂)などに再資源化する環境関連事業に本格参入する。同社が61%出資する廃プラスチック再資源化事業会社、エム・エム・プラスチック(MMP、資本金21億円、千葉県富津市)が4月から本格稼働する予定で、年間にしてプラスチックごみ1万8360トン分から13万枚の物流用パレットを製造できる設備を整えた。3年後の2011年度には黒字転換を図り、需要動向に応じて最大で年間120万枚を製造できる設備の増強も視野に入れる。
総合商社が経営の主導権を握る形でごみの回収から再資源化商品の開発・製造までの事業展開を図る事例は初めてとみられる。MMPは三菱商事が最大株主として61%を出資するほか、ゴム・プラスチック製造業の明治ゴム化成(東京都新宿区)、廃棄物処理業の市川環境エンジニアリング(千葉県市川市)、太平洋セメントの物流子会社「東(あずま)海運」(東京都中央区)も株主として加わる共同出資会社。
同社が製造する物流用パレットは、国内初の「サンドイッチ製法」を採用。パレットのコア(芯)部分に回収ごみを再生した樹脂を使い、パレットのスキン(表面)部分はバージン(未使用)のプラスチック樹脂を使用する方法で、現在、製法特許を申請中だ。素材の“品質・強度”で、従来の「リサイクル製品の弱点を改善した」と森村努MMP副社長は自信をみせる。
重さ1トンの荷物にも耐えられる物流用パレットを「環境にやさしい製品」として、自動車関連や飲料、製紙、製粉各メーカーに売り込むほか、マンホールのふたや駐車場の滑り止めなど新たな用途開拓も進める。売上高目標は初年度(09年度)11億円で、2年目(10年度)は20億円と倍増する計画。3年目(11年度)には事業の黒字化を達成する方針だ。
◇
【予報図】
■世界に挑む3R“生みの親”
「不況下でも環境ビジネスはしっかりやっておく必要がある」。三菱商事の小島順彦(よりひこ)社長は社内にそう檄(げき)を飛ばす。昨秋以降の世界同時不況で同社を取り巻く事業環境も逆風下にあるが、世界経済の今後を踏まえれば「環境」分野の事業育成は同社の成長に欠かせないとの判断があるためだ。
MMPが4月からプラスチックごみの再循環・製造事業に参入するのも、三菱商事のこの事業方針に沿っている。例えば、ごみの分別工程で水を一切使用しない「乾式洗浄機」を導入することで、製造する物流パレットは従来のバージン素材パレットに比べ、1枚当たり27キログラムの二酸化炭素(CO2)の削減効果が期待できると試算する。
また地球温暖化対策だけでなく、不足するごみの最終処分場問題や資源の有効活用にも寄与できるわけで、同事業を通じた「プラスチックの再利用は今後の資源確保としても欠かせない」(小松孝一常務・イノベーション事業グループCEO)。
三菱商事は環境リサイクル事業に自信も持つ。35年前から電炉の製造工程で生じる灰に含まれる亜鉛を再利用し、車などのタイヤの補強剤に使用する事業を手掛けている。その事業会社名は「サンアール」。「社名がそのまま『3R=リデュース(ごみの排出削減)、リユース(再使用)、リサイクル(再資源化)』の語源として一般に普及した」と水谷重夫環境・水事業ユニットマネジャーは説明する。
また4月からは、環境・水事業ユニットを全社横断的な組織とし、社長直轄の「環境・水事業開発本部」に昇格させる。
一般論でいえば、環境関連ビジネスは大規模な収益をもたらす現状にはなく、事業採算面で黒字化するには法整備など国の後押しも重要な要素となる。
そんな中、三菱商事はMMP以外にも、木質ペレットの製造事業など将来への“種まき”を日本国内から進めている。
環境関連事業に本格参入する三菱商事の今回の“挑戦”の成否が、世界を視野に入れた同社の環境ビジネスの行方を占う最初の試金石となりそうだ。(西川博明)
2月27日1時0分配信 カナロコ
「魔のカーブ」の汚名返上へ-。宮ケ瀬湖畔をくねるように走り、事故が多発する相模原市営林道「北岸道路」(同市津久井町鳥屋)。その事故撲滅対策に同市や県警が乗り出した。コーンと呼ばれる円柱形の車線分離標を設置するといった道路改良やツーリング愛好者への注意喚起などを通じ、事故ゼロを目指す。
きっかけは、同林道の同じカーブで二月に起きた二件の死亡事故。津久井署によると、十二日午後四時すぎ、男子大学生(20)が転倒、滑走して死亡。一週間後の十九日午後四時ごろにも、ほぼ同じ場所の反対車線で、少年(18)がカーブを曲がりきれずにガードレールに衝突して亡くなっている。
二人とも免許習得後一年以内で、ツーリングを楽しんでいた最中の事故。同署はスピードを出しすぎてハンドル操作を過ったことが事故原因とみている。
死亡事故の続発を重くみた道路管理者の相模原市やや津久井署は二十五日、現場近くの鳥居原ふれあいの館で対策会議を開催。花束の手向けられた事故現場にも足を運び、対策を検討した。
会議には市や津久井署に加え、実質的に林道を管理している宮ケ瀬ダム周辺振興財団や地元住民らも参加。事故現場での意見交換などを通じ、(1)「急カーブ」などと呼び掛ける看板の設置(2)視覚に訴えてスピードを落とさせる効果が期待できるコーンの設置-などの対策が提案された。市は今後、できるだけ早急な対策の具体化に向けて詰めの検討に入る。
また、二十六日には、地元の鳥屋小学校の全校児童が作った交通安全を呼び掛けるチラシを、現場付近を通行するドライバーに津久井署などが配布した。
◆相模原市営林道「北岸道路」 宮ケ瀬ダムの建設道路として造られた。完成後の2001年4月からは旧津久井町営の林道として管理され、合併を経て市に移管された。暴走族による騒音被害や不法投棄が懸念されるため、通行できるのは午前7時から午後7時まで。全長約5キロ。
◇
湖畔に沿って設けられた林道は片側1車線でカーブが多いのが特徴。津久井署によると、この林道では、今回の2件の死亡事故を含め2006年からの4年間で人身事故13件が発生。このうちオートバイによる単独事故が6割強の8件に上る。カーブ周辺での転倒やガードレールへの衝突で、計3人が死亡。5人が重軽傷を負った。死者、重軽傷者はいずれも、10~30代。同署はハンドル操作の誤りや脇見運転などが原因とみている。また、ほか1件は乗用車がハンドル操作を過って単独でガードレールに衝突し、運転手が軽傷を負っている。
2月27日9時44分配信 日刊スポーツ
主に60~70年代に活躍した人気プロレスラーで「AWAの帝王」と呼ばれたバーン・ガニア氏(83=米国)が養護施設内のトラブルで殺人の疑いを持たれていると、25日付の米ミネソタ州の地元紙などが報じた。報道によると、97歳で死亡した男性の遺族が、ガニア氏に床に投げつけられたのが原因と証言。当時、男性とガニア氏はともに認知症の治療中だった。逮捕には至っていないが、かつての名レスラーのスキャンダルに波紋が広がっている。
かつて日本や米国のマットで活躍したガニア氏に大スキャンダルが浮上した。今月18日には米テレビが「伝説のレスラーが殺人の疑いを持たれている」と伝え、25日にミネソタ州の地元紙スタートリビューンなども同様の疑惑を掲載した。報道によると、1月26日に施設内で97歳の男性が転倒し、右の臀部(でんぶ)などを強打し骨折。合併症で今月14日に死亡した。遺族はガニア氏が男性を床に投げつけたと証言しているという。
関係者によると、死亡した男性、ガニア氏とも当時は認知症の治療中だったという。ガニア氏は周囲に「知らない」と語り、男性の死亡との関連を否定。逮捕には至っていないが、警察では殺人罪が適用できるか調べている。
ガニア氏はミネソタ大時代はアマレスで活躍し、48年ロンドン五輪にも出場した。49年、ミネアポリス地区のプロモーターに誘われてプロレスデビュー。51年には当時世界最大のプロレス団体NWA世界ジュニアヘビー級王座に就くなど、“鉄人”ルー・テーズと並ぶ活躍を見せた。
だが世界的に最も権威があった同ヘビー級王座への挑戦権が与えられず、NWAを脱退。60年8月にAWAを設立し、古巣に対抗する勢力を築いた。
その後全日本プロレスと業務提携し、来日してジャイアント馬場、ジャンボ鶴田らとも戦った。後進の育成にもあたり、ハルク・ホーガンやリック・フレアーら大物レスラーを育てた。91年にAWAは崩壊。近年はミネアポリス郊外で隠居生活を送っていた。
全国で250店舗に上るリフォーム専門店「LIFA(ライファ)」を展開しているINAXは、リフォーム事業者を募集するための説明会を3月17日に開催するため、参加者の募集を開始した。参加費無料。
対象は、建設業許可があり、LIFAへの加盟を通じてリフォーム業界への参入を考えている企業の経営者や幹部など。説明会では、既存の経営資源を有効利用しながらリフォーム業界に参入するためのノウハウや成功事例などを紹介する。会場は、大阪市中央区にある伊藤忠ビル1階のINAX大阪ショールーム。
▽申し込み・問い合わせ先-INAX関西統括支社ライファ開発課、℡06(6539)3506担当・坂本氏、猪田氏
Copyright (C) 2006KENTSU SHINBUNSHA. All Rights Reserved
2007年度末の建設業許可業者数は50万7,528社で、前年度末と比べ3.2%(1万6,745社)減少したことが、国土交通省の調べで分かった。ピーク時(99年度末)と比べると15.5%のマイナスで、80年度末の49万6,210社に次ぐ27年ぶりの低水準を記録した。
許可業者数の減少は、07年度中に建設業許可を新規に取得した事業者(2万0,426社、前年度比2.1%増)を、建設業許可が失効した事業者(3万7,171社、同2.2%減)が上回ったことによるもの。
地域別では、すべての都道府県が前年度比でマイナスとなった。特に減少率が高かったのは、長野県(5.4%減)、鳥取県(4.9%減)、山梨県(4.8%減)など。逆に愛知県(1.5%減)、千葉県(1.7%減)、静岡県(1.9%減)などは減少率が低かった。
許可区分別では、大臣許可が前年度比1.8%減の1万0,076社、知事許可が3.2%減の49万7,452社。特定建設業許可が2・7%減の4万8,138社、一般建設業許可が3.3%減の48万4,649社となり、比較的規模の小さい建設業者の減少が目立つ結果となった。
業種別許可(28業種)の延べ事業者数は前年度比1.4%減の142万1,686社。取得が増えた業種は、熱絶縁(3.6%増)、防水(2.8%増)、ガラス(2.6%増)など15業種。一方で減少したのは、造園(4.5%減)、建築(4%減)、清掃施設(3.9%減)など13業種だった。
建設業以外の営業も行っている、いわゆる兼業業者は12万5,052社と前年度比0.8%のマイナスとなったが、全体に占める割合は前年度と比べ0.6ポイント増加した。
Copyright (C) 2006KENTSU SHINBUNSHA. All Rights Reserved
今まで建設業は会社を閉鎖したり倒産すると、そこに勤めていた従業員が新たに自分で事業を起こしたりするので、増加する傾向にあったのですが、これだけ事業者が減ってきたということは、魅力が無くなって来たのでしょうね。
当社は今も土木工事業をメインとして営業していますが、今の土木業界は惨憺たるものです。
この滑り止め施工をやっていなければどうなっていたことやら・・・・・・
建設物価調査会は、2007年度の建築物リフォーム・リニューアル受注調査報告をまとめた。調査対象となった全国建設業協会会員約500社が07年度に受注した工事は件数で18万0471件、金額で9750億円。このうち元請けとして受注した工事は17万7751件で9585億円、下請けとして受注した工事は2720件で165億円だった。
元請受注工事(件数ベース)を工事種類ごとのシェアで見ると、「改装等」が86・4%と前年度に比べ4・8ポイント増加したのに対し、「改築」は3・6ポイント減の8・1%、「増築」が1・2ポイント減の5・5%となった。
用途別の内訳は、工場・倉庫が前年比度3ポイント増の18%で最も多く、事務所17・4%(前年度比3・7ポイント増)、戸建て住宅15・1%(同8・1ポイント減)などと続いた。
工事内容については、「床・壁・天井・開口部等工事」が最多の4075件、次いで「間取り・間仕切り工事」2392件、「外壁工事」2390件の順となった。
07年度元請受注工事のうち、最も大規模な物件は、宮城県の業者が受注した工場の増築で、受注額は約45億円だった。
この調査は、リフォーム・リニューアル工事を定期的に手掛けている全国建設業協会会員を対象に実施した。
Copyright (C) 2006KENTSU SHINBUNSHA. All Rights Reserved
この発表された工事内容に床の滑り止め工事というのが、入るぐらいになって欲しいです。