「イザという時」のマウスパッドを持ち歩く

2月24日12時58分配信 ITmedia Biz.ID

 外出先にノートPCを持ち運ぶ際、マウスも一緒に持ち運んでいるという人は多いだろう。最近ではモバイル用途を謳うマウスも数多く市販されているため、こうしたマウスをノートPCとセットで持ち運び、外出先での作業に役立てている例は少なくないはずだ。

 しかしいざモバイル環境でマウスを使おうとすると、机上の操作スペースはなんとか確保できたとしても、机の表面とセンサーとの相性が悪いためにうまくカーソルが動いてくれず、ストレスが溜まるといった例は少なくない。かといってマウスパッドをわざわざバッグに入れてノートPCとともに持ち歩くのは大げさだし、機動性にも欠ける。結果として手帳やノートの上で操作したり、あるいはヒザの上などで操作している人もいるだろう。

 こうした場合にお勧めなのが、サンワダイレクトから発売されている「ポーチDEマウスパッド」だ。この製品はモバイルマウスのポーチと一体化したマウスパッドで、ファスナーを開けるとマウスパッドになり、閉じるとポーチに早変わりするというシロモノだ。わざわざマウスパッドを持ち歩かなくとも、センサーとの相性でマウスがうまく動いてくれない場合だけマウスパッド代わりに使えるという2Way製品なのである。

 素材はネオプレン製で、レーザー式や光学式はもちろんボール式のマウスでも使える上、ポーチとしての使用時には衝撃吸収の役目も果たしてくれる。裏面は滑り止め加工が施されているので、テーブルの上に敷いた際もずれにくい特徴を持つ。ポーチとして使う際はこの滑り止め加工の面を内側にして二つ折りにし、ファスナーで留めることにより、ちょうど半円形のポーチに早変わりするという仕組みだ。

 トラッキング性能を追求しつつある昨今の高級マウスパッドに比べ、ポインタの動きが劇的によくなるといった際立った特徴があるわけではないが、マウスがうまく動いてくれない場合の代用品としては十分な性能を持っている。サイズさえ合えばマウス以外にACアダプターなども収納できるので、うまく持ち物の中に組み込んで持ち歩いておけば、いざという時に活躍してくれるに違いない。

「作った人プロっぽいなぁ」と有野課長も脱帽――『ゲームセンターCX 有野の挑戦状2』発売直前インタビュー

2月23日16時7分配信 ファミ通.com

●有野課長がゲームの見どころなどを説明

 美麗なグラフィック、徹底的に作りこまれたゲームシステム、オンラインを介した新しい遊びの数々……。数年まえに一連の新世代ハードが発売されて以来、ゲーム分野における表現の進化は止まることを知らず、エンターテインメントというジャンル全体で見てもそのクオリティーの高さはトップクラスとなっている。しかし、2007年11月にそんな流れとは真逆の“レトロ”という方向からアプローチし、高い注目を集めたタイトルがある。バンダイナムコゲームスのニンテンドーDS用ソフト『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』。“有野課長”ことお笑いコンビ“よゐこ”の有野晋哉が、ファミコンやPCエンジンなどのいわゆる“レトロゲーム”をプレイし、クリアーするまでの様子を映した人気ゲーム番組『ゲームセンターCX』に着想を得て開発された作品だ。
 同作には“ゲームinゲーム”という形で架空のレトロゲームが多数収録されている。その内容はいずれのタイトルともドット絵で表現されており、システムなどもどこかで見たことがあるような仕上がりで、一定年齢以上のゲームユーザーならニヤリとすること間違いなしの演出が随所に施されているのだ。有野課長自身も“ありの少年”として登場。また、ゲームの監修としても参加しており、アイデア出しおよび細かなアドバイスで、徹底的に作りこまれたレトロ感の創出にひと役買っている。こういったいい意味でのチープさはファミコン世代にとっては懐かしく、ファミコンを知らない世代にとっては新鮮に映ったようで、ソフトは発売と同時に売り切れが続出するほどの人気を見せた。
 そして、2009年2月26日にこの作品の続編『ゲームセンターCX 有野の挑戦状2』が発売される。レトロというコンセプトはそのままに、パズル、アドベンチャーといった新ジャンルの“ゲームinゲーム”や、“ありの少年”との対戦機能、シンプルなアクションが延々とプレイできる“ゲートレツール”、日替わりでゲームに挑戦する“本日の挑戦”などの新要素も追加。さらに磨き上げられたレトロが存分に堪能できる作品となっているのだ。

 そこで今回、ソフトの発売に合わせて有野課長にインタビューを敢行。監修者の視点とプレイヤーの視点、両方から本作の魅力を語ってもらった。

――今回も企画会議はたくさんされたんでしょうか?

有野課長
 「いや、そんなにしてない(笑)。あっ! ひょっとして僕の知らんところでいっぱいしてたんかな。」

――前作ほどは企画部分で関わっていないということでしょうか?

有野課長
 「前回はどれくらい関わってたんやろ……、同じくらいじゃないですかね。どちらも思いつきであーだこーだ言ってるんで、そんなに変わらないっすね(笑)。」

――続編の話が来たとき、これは入れたいと思ったネタはありますか?

有野課長
 「『ラリーキング』はそのまま出したいなあって思いました。お気に入りの作品なんですよ。ただ、続編で前作のやつをそのまま出すのはあれなんで、ちょっとだけ内容を変えて、ゲームショップで遊ぶという形になっています。そういえば、いまはゲームショップって言うんですよね。昔はオモチャ屋やったのになあ。個人的にもっとこだわるとしたらゲームショップじゃなくて、“オモチャ屋○○”って名前をつけたかったですね。ゲーム内でみんなが「○○行ったあ?」とか、ふつうにお店の話をしていたらおもしろそやなあって思うんですよね。」

――『ラリーキング』を今回も入れられたという希望は叶ったわけですね。

有野課長
 「その分、ゴーストをやることになって自分に負荷がかかりましたけどね。1発勝負って言われてたんですけど……思うような結果になれへんかったから「もう1回、もう1回!」、「これはちょっとカッコ悪すぎる」、「ここで事故ってたら何か違うなー」とか言って、いいタイムが出るまでやり続けてやりましたよ(笑)。最終的にはユーザーとエエ勝負になるゴーストができました。見本とかお手本というよりも、中級ユーザーと勝負が張れるくらいのエエ感じのが(笑)。やり込んでる上級者には勝てないでけどね。あ、でもどれが採用されているかは知りませんけど。」

――前作ではシューティングの『スタープリンス』もお気に入りだったそうですが。

有野課長
 「そうですね、連打をしなくてもいいってシステムが好きでしたね。『2』に入る新しいシューティング『ガンデュエル』も遊びやすいですよ。『2』全体の中でもお気に入りのタイトルで、何でかって言うとすぐに止められて、仕事の現場でも遊べるから(笑)。」

――そのほかにお気に入りのタイトルはありますか?

有野課長
 「アドベンチャーゲームの『課長は名探偵』がディスクのゲームって設定なんで、プレイ中にロードの演出が入るんですけど、そこまでやる必要あったのかなーって(笑)。あと、ゲーム内に『ゲームセンターCX』の人間が何人も出ていて、スタッフの息子まで出てるんですよ。どこまでアットホームやねんって(笑)。思い出作りみたいになってるやないか。そのほかのタイトルもよくできていて、昔のアクションゲームを遊んでいた世代が、いま同じ物を作ったからこんなんになるんやなあって感じに。どれも昔あったアクションに1個要素を乗せたようなのが多いんですよね。いうてもうたらベースは『パックマン』ぽいし『スーパーマリオ』っぽいんですけど、そこにもう1個何か要素が足されていたりして、遊んだ感覚が新しいんですよね。」

――それは、有野課長が子供のときに考えていたことが実現されたような感じですか?

有野課長
 「いやー、当時はそんなん想像できてなかったと思いますね。しっかりと考え抜いて、かつ斬新な発想が乗ってるんです。『無敵拳カンフー』ってタイトルでは、ワープするときの表現がおもしろいですね。ステージ内であることをすると、ワープしてボスのところまで飛んでいけるんですけど、その飛びかたが雑ですごい昔っぽい(笑)。こんなのあったなーって感じで、昔のゲームの雰囲気をよく覚えているなあって関心しましたね。それこそ、この作品のスタッフたちは、これからさき新しいゲームを作れるんやろうか? って心配してしまうくらい(笑)。」

――どのタイトルもすごくこだわって作られているようですね。

有野課長 
 「『ガディアクエスト』では、僕が「1個の村から村へ移動するくらいの規模が入っていたらええと思う」って言ったら、けっこうちゃんと作ってくれたみたいで。1個どこからから何個か村へ行きますし、そこまでせんでもええのにって思いましたよ。それが『2』では『ガディアクエストサーガ』になってて続編を作ってる。やったらやったで、やり過ぎなくらいで……ほんとプロですよね。作った人、プロっぽいなあ(笑)。あと今回は“ゲーム魔王アリーノー”がすごい悪者っぽくなってるんですよ。最初にスタッフから「こんなのになったんですよ」って見せられたとき、どこ変わったん? って感じだったんですけど、『1』のアリーノーを改めて見たら「『1』ふつうやん! 何もないがな」って(笑)。今回はマントがついて王冠もデカくなっているんですけど、初めて見た『2』のアリーノーのほうがなぜか見慣れてましたね。脳内のイメージかな?」

――ありの少年の声は今回もたくさん収録したんですか?

有野課長
 「いっぱい収録しましたねえ。収録前日までは3ページくらいの台本だったんですけど、当日行ったら10ページ以上に増えてました。めちゃくちゃ増えてるうえに、「○○をやっている感じで」なんて指示もあるんですよ。だから、そんときは目をつぶって指示されたゲームをやっていると思いながら演じましたね。あと、今回はちゃんと少年らしい声に聞こえるよう、声を張りました。前回はやっていて自分で「あまりにもオッサンの声だなあ」って感じてたんですよ(笑)。今回そんな感じでがんばってみたんですが、収録中スタッフからは「有野さん、声質変えましたね!」とかは何もなく……「いいのかなあ?」と思いながらのソフト発売です(笑)。そんな収録現場でした。」

――“本日の挑戦”では、祝日や祭日には特別なボイスがあるそうですが。

有野課長
 「ああ、そんなん録ったなあ! だからセリフの量があんなに増えてたんや。「誕生日おめでとう」ってセリフとか、どこで使うのやろうって思ってましたよ。あと、ゲームショウで録った声も入るそうです。それがどこに入るのかは教えてもらっていないんですが(笑)。そういえばあのとき、僕が「こんなのも録ったほうがええんちゃうの?」って提案したら「いやそれはいいです」ってキッパリ拒否されたなあ……全部ナシナシの方向で、課長のアイデアはまったく通らなかったです。まあ、たくさん録っても容量の問題で入らなかったりもするんでしょうけどね。」

――有野課長考案のゲームトレーニングツール『くぐれ! ギリジャンMAX』は、どういったとこから発想を得たのですか?

有野課長
 「番組のスタッフから「ゲームの練習ができるようなものがやりたいんですけど」って言われ、それに応えてみた感じですかね。だいぶまえに携帯アプリでジャンプして上に登っていくだけのゲームを作ったんですけど、そのときの作品に「こうしたらもっとおもしろいなあ」と思えるものを追加してみました。ゲームってけっこうジャンプするじゃないですか。で、落ちる床とかがあったら「これ落ちるんやろなー」ってソワソワしながら進む。僕の理想としては画面外でずーっとジャンプして上がっていくようなのがよかったんですけど(笑)、蓋を開けてみると全然違って、ずーっと自分は見えてる。あと床がちょっと滑るようになっていたり、死ぬたびにマップが変わるっていう要素もあって……僕が思っていたよりもエエ感じになってました。ほんま、作った人プロっぽいなあ(笑)。」

――前作を作った際、『ドルアーガの塔』と『アトランティスの謎』を融合させた作品を作りたいと言っていましたが、そちらはどうなったでしょうか?
有野課長
 「ああ、100画面100フロアのやつですね。あのアイデアは今回も採用されませんでした。容量不足なんですかね……。もし『3』が出せたら、そのときに「お兄ちゃんがこんなゲーム持ってた」って感じで伝説のゲームとして出したいですね。あと、「何やこのゲーム!?」っていうようなのを1個入れたいなあ。目的が何かもよくわからないような……それこそ、押したボタンを確認するソフトでもいいかな。僕昔ゲームショップで見たんですよ、ボタンを押したら対応した色が画面に点くってやつを(笑)。「何じゃコレ!?」っての。そんなのがあってもおもしろいなあ。」

――ちなみに、限定版には特典DVDが同梱されるそうですが、そちらはどういった内容になるのでしょう?

有野課長 
 「『ラリーキングex』のゴーストを収録している様子とかで、前作から『2』につながるものになってますね。あと、スタッフが自分でクリアーできないところをやってあげるとか(笑)。1個クリアーすると「おめでとうございます」じゃなくて、「ありがとうございます」って言われて、完全に業者ですよ。プライベートで散髪屋さんの店員の女の子から『1』の『ラリーキング』がどうしてもクリアーできないって言われたから、散髪してもらいながらずーっとそれを遊んでクリアーして返してあげた……っていう話をスタッフにしたからだと思うんですよ、そもそものきっかけは。あんまプライベートな話はここのスタッフに言わないようにしとこうって、そのとき心に誓いました(笑)。」

――最後にゲームの見どころをお願いします。

有野課長
 「悪くなったアリーノーですね。あとやっぱアレかな、『課長は名探偵』のロード画面の間! ゲーム内でフロッピーをガシャンと入れてからちょっと待たなあかん(笑)。ニンテンドーDSはロムなのに、ゲーム内でちょっと待たされるというのはおもしろいですから、これは見どころですよ。何で待たされなあかんねんって(笑)。恐らく、スタッフがどれくらいの時間がちょうどいいか? っていうのを緻密に計算してのロード時間だと思います。まあ、ロードされてへんけどね(笑)。」

※『ゲームセンターCX 有野の挑戦状2』公式サイト
http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/gamecenter_cx/

ウイルスの感染防止効果を実証 消臭殺菌抗ウィルス抗菌防かび 佐野塗装が開発

 佐野塗装(静岡市駿河区中田1-1-20、佐野範宜社長)は1月30日、同社が販売している環境改善・感染管理製品「消臭殺菌抗ウィルス抗菌防かび」が、ベトナムの国立衛生疫学研究所の検証試験で、鳥インフルエンザウイルスを大気中で100%死滅させ、空気感染を防ぐ効果が実証されたと発表した。
 試験で効果が証明された製品は、抗菌防カビ剤に二酸化塩素を特殊配合したスプレータイプの”#201-SEI“と据え置きタイプの”#201-PUT“。同社は、ベトナム政府・首相府直轄機関であるベトナム科学技術アカデミーに働き掛け、保健省傘下の国立衛生疫学研究所に検証試験を依頼した。
 結果は「大気中に浮遊するウイルスを死滅させて感染を抑止させることなど、通常の科学者では考えもつかなかったこと」と試験にかかわったドクターから高く評価された。これを受けて佐野塗装では「飛行機や船、電車、バス、タクシーなどの交通機関で鳥インフルエンザの感染者が同乗していても当社の製品を使うことで第三者への空気感染リスクを激減させる非感染環境をつくることができる。今後の鳥インフルエンザ・パンデミック(世界的感染爆発)対策にも非常に有効な手段となることが証明された」(佐野社長)と自信を深めている。
 #201-SEIと#201-PUTは、アトピーの原因菌やカビを殺菌するとともにノロウイルス、インフルエンザウイルスなどを死滅させ感染予防する機能性製品。スプレータイプはニオイや衛生的に気になるところに直接スプレーする。また、ゲルタイプはゲル化した薬剤が6~8畳の密閉空間を満たし続けて空間内のウイルスを死滅させる。有毒ガス発生の心配がなく、安全性も高いというのが売り物。
 同社では今後ベトナム政府組織との連携をさらに深めながら、製品の普及を推進していくという。
問い合わせ、054・285・7191

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これは売れるでしょうね。

交通事故:田村の国道、衝突で男児死亡 各地でスリップ事故 /福島

2月21日13時1分配信 毎日新聞

 ◇3人家族、父も重体
 20日午前9時55分ごろ、田村市常葉町山根の国道288号で、富岡町仏浜、会社員、西戸裕子さん(34)の乗用車が前橋市江木町、会社員、星野宏明さん(45)の12トントラックと衝突。乗用車の後部座席に乗っていた西戸さん夫妻の長男貴琉(たける)ちゃん(2)が頭を強く打ち死亡し、夫の会社員、周治さん(34)も頭を強く打ち重体。裕子さんも軽傷を負った。
 三春署によると、事故当時はみぞれが降り、路面にシャーベット状の積雪があった。乗用車が右カーブでスリップして半回転しながら対向車線にはみ出したとみられる。車内にチャイルドシートがあったが、貴琉ちゃんが利用していたかは不明。西戸さん家族は栃木県那須塩原市に旅行に行く途中だった。裕子さんは妊娠中という。
 西戸さん方の近所の男性会社員(53)は「貴琉ちゃんは活発な子で、よく裕子さんと遊んでいた。夫婦仲がとても良く、早く回復してほしい」と話した。
   ×  ×
 20日の県内は会津地方や中通りで大雪となり、各地でスリップ事故が相次いだ。県警によると、午前6時~正午の雪による交通事故は計91件。人身事故は9件で、物損事故82件のうち26件は高速道路での事故だった。
 福島地方気象台によると、各地の24時間降雪量(午後6時現在)は▽白河市、天栄村13センチ▽檜枝岐村12センチ▽福島市9センチなど。21日も会津地方で大雪になるという。【松本惇、蓬田正志】

大雪:内陸部で 西和賀町104センチ 交通機関に影響 /岩手

2月21日12時1分配信 毎日新聞

 発達した低気圧の影響で、20日の県内は内陸部を中心にまとまった雪が降り、交通機関などに影響が出た。
 盛岡地方気象台によると、積雪量(午後5時現在)は西和賀町の湯田で104センチ▽一関市厳美町の祭畤(まつるべ)で88センチ▽盛岡で26センチを記録。盛岡は20日ぶりのまとまった雪となった。
 一般道では、同日午前8時20分ごろ、北上市立花の市道で、同市の男性(45)の乗用車が左カーブを曲がりきれず、対向してきた北上幼稚園の送迎バス(園児20人乗車)に正面衝突したが、けが人はなかった。また午前11時50分ごろ、一関市山目の国道4号で、宮城県大崎市の男性(82)の乗用車がスリップして対向してきた平泉町の運転手男性(62)のタクシーに衝突。タクシーの男性など2人が首の痛みなどを訴えた。
 高速道は降雪のため東北、秋田、八戸、釜石道で通行止めの区間が出た。鉄道ではJR山田・岩泉線で、除雪作業のため上下7本を運休、約200人に影響が出た。花巻空港発着便は4便が欠航(午後5時半現在)した。【狩野智彦】

医療クライシス:北海道緊急事態/6止 医師不足招いた「臨床研修制度」 /北海道

2月20日12時1分配信 毎日新聞

 ◇大学病院が人材難に 医学部定員増など対策も後手
 「ドレーン(排液管)はどこに入れたの?」「化膿(かのう)性脊髄(せきずい)炎の原因は?」。研修医から矢継ぎ早に質問が飛ぶ。
 札幌市手稲区の手稲渓仁会病院で10日午前7時半から始まった指導医と研修医約30人の勉強会「モーニングレポート」。実際の症例を題材に治療方法を検討しスキルアップを図ろうと毎朝、開かれる。この日は転倒して救急搬送された患者の治療内容が担当の研修医2人から報告された。
 大学を卒業した医師が研修先を自由に選べる「臨床研修制度」の導入から5年。教育体制が整い、風邪から重病まで数多くの症例を診られる都市部の病院に人気が集まる一方、下積み期間が長く「実践」の機会が少ないとされる大学病院は研修医から見放された。
 手稲渓仁会病院で研修3年目を迎えた和田進さん(28)は「これまで80件近く手術を執刀した。大学だったら1件もできなかっただろう」と満足そうに語る。研修2年目の長谷田真帆さん(26)は「実践に加え学習の機会も充実している。将来も大学に戻ることは考えていない」と言い切った。ともに北海道大医学部の出身だ。
     ◇
 各地の病院で相次ぐ休診や分娩(ぶんべん)中止、救急当番からの撤退、搬送患者の受け入れ拒否――。その元凶となっている医師不足を深刻化させたのが、04年度から導入された臨床研修制度だ。
 それまで新米医師たちは出身大学の付属病院で研修するのが一般的だった。大学は潤沢な人材を背景に地方へ医師を派遣し、地域医療を支えた。しかし、臨床研修制度の導入で大学に残る卒業生が減り、道内で今春卒業予定の医学生のうち大学病院以外の医療機関を研修先に選択する学生は6割近くに達する。人材難に陥った大学が医師を地方から引き揚げている。
 危機感を強めた北大、札幌医大、旭川医大は研修を終えた若手医師を呼び戻す共同事業に着手。これまで医師を派遣する地方病院は大学ごとに系列化されていたが、今後は3大学で共有し、医師たちの「修行の場」となる病院の選択肢を増やすという。旗振り役の近藤哲・北大教授(腫瘍(しゅよう)外科学)は「若手医師はメリットがない限り戻らない。大学が選ばれるようなシステムを作るしかない」と力を込める。
     ◇
 臨床研修制度について、厚生労働省は10年度から必須科目を減らし、2年目の大半を希望の診療科での研修に充てられるよう見直す方針。専門医を早く育て、医師不足解消につなげるのが狙いだが、手稲渓仁会病院の酒井圭輔・臨床研修委員長は「医師に広い知識を身につけさせるという当初の理念はどこに行ったのか。促成栽培で医師は育たない」と批判する。北大病院の筒井裕之・卒後臨床研修センター長も「(10年度の研修医が)一人前になるのは3年後。その間に医療は崩壊してしまう」と悲観的だ。
 道や道内3大学は、医学部の定員増や将来の地方勤務を条件にした奨学金制度の導入など「あの手この手」を尽くす。しかし、こうした対策の効果が表れるのも数年先。目前の「医療クライシス」を解消する抜本策は講じられないまま、医療の現場は綱渡りの状況が続く。=おわり
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 この連載は高山純二、鈴木勝一、本間浩昭、山田泰雄、横田信行、横田愛、坂井友子が担当しました。
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 ■ことば
 ◇臨床研修制度
 04年度から始まった新人医師対象の研修制度。最低2年間で7診療科・部門を経験することが義務づけられている。従来は新人医師の大半が大学病院の各診療科(医局)に進み専門分野のみを学んでいたため「幅広い知識に欠ける」「患者との対話が不得手」などの批判があった。道内では3大学と67病院が臨床研修病院に指定されているが、都市部の大病院に研修医が集中する傾向が強く、志願倍率が約3倍になる病院がある一方、20病院は今春入る研修医がゼロとなる見通し。

養護学校生が掃除のプロに技術学ぶ

2月18日15時34分配信 両丹日日新聞

卒業生2人が同社の清掃スタッフとして活躍し、3年生1人も内定しており、清掃の大切さを知る機会にと、プロから学ぶ教室を初めて計画した。講師には品質管理部の矢野総括指導責任者と近藤事務局長を迎えた。
 会場となった会議室には、ほうきや窓ガラス用の用具など10種類ほどが持ち込まれた。生徒たちはそれぞれの用具の説明を受けたあと、紙芝居や実験を通して、清掃には施設をきれいにするだけでなく、床などに付着したごみを取り除くことで傷が付くのを防ぎ、施設の延命化を図る役割があることを知った。

 実習では、からぶき、湿りぶき、水ぶき、洗剤ぶきの4通りのふき方について説明を聞き、タオルを8つ折りや16折りにする練習をした。水ぶき用のタオルを絞る練習では、矢野さんから「絞るときは必ず腰を下ろして。中腰の姿勢では転倒してけがをする恐れがあります」「最初はゆっくりと絞り、その後、3秒ほどしっかりと絞るとうまくいく」「タオルが手からはみ出さないように注意をしてください」とアドバイスを受けていた。

熊野古道:急傾斜の石畳に滑り止め 一部改修し段差 /和歌山

2月20日13時3分配信 毎日新聞

 春の本格的な行楽シーズンを前に、田辺市は同市中辺路町の世界遺産・熊野古道で急傾斜の石畳を一部改修し、滑り止めの段差を設ける。近く完成の予定。
 石畳は牛馬童子像のある箸折(はしおり)峠と近露王子跡を結ぶ地道の一角にあり、長さ約100メートル。78~82年に自然石で新設された。
 しかし、傾斜が15度の所があり、雨の日は滑りやすい。このため特に傾斜のきつい上部と下部を、高さ約10センチ、奥行き約3メートルの2~5段の階段状に改修する。事業費50万円。
 箸折峠から近露王子跡にかけては、短時間で往時の雰囲気が楽しめ、観光コースとして人気がある。【吉野茂毅】

マックス、一度に15枚まで穴あけできるハンディパンチ

2月19日16時35分配信 nikkei TRENDYnet

 マックスは、一度に15枚まで穴あけができるハンディタイプのパンチ「マックス パンチ パフィット」を2009年2月23日発売する。希望小売価格は630円。15枚同時穴あけはハンディタイプとしては最大クラスという。

 回転式サイドゲージの採用で、ゲージ先端突起部を手前に倒せて、ハンドルを閉じた状態で固定してコンパクトに収納できる。開閉式ダストカバーは抜きカスが捨てやすく、散らかりにくい。ハンドル部には穴あけ時に滑りにくい滑り止めラバーを採用した。

 キュートなフォルムに、ブルー、ピンク、スカイブルー、ホワイトの4色の明るいボディカラーで展開。女性に受け入れやすいデザインにした。(文/平城奈緒里=Infostand)

スーパーボウルMVPホームズ、決勝TD後のルール違反で罰金

2月19日13時51分配信 NFL JAPAN

 ピッツバーグ・スティーラーズのWRサンアントニオ・ホームズが、第43回スーパーボウルにおける決勝TD後のパフォーマンスに問題があったとし、1万ドル(約90万円)の罰金を科せられたことが分かった。

 ホームズは、27対23でアリゾナ・カーディナルスを下した大一番で残り35秒にQBベン・ロスリスバーガーから投げられた6ヤードの決勝TDパスを見事にキャッチ。劇的な勝利を収める立役者となり、スーパーボウルMVPにも輝いた。

 だが、このTD捕球後、ホームズはボールを空中に放り投げていたことが発覚。ボールをTDセレブレーションの道具として使うルール違反を犯していたとみなされ、今回の罰金処分となった。なお、これは滑り止めの粉を空中に撒き散らすNBA(全米バスケットボール協会)のスター選手レブロン・ジェームスのパフォーマンスを真似たとものとみられる。

 また本来ならば、ホームズのこの反則によって、スティーラーズは直後のキックオフ開始地点が15ヤード罰退となるはずだった。しかし、この反則が宣告されることはなく、スティーラーズのキックオフ地点は通常のまま試合は進行。残り時間わずかだったとはいえ、逆転のTDを狙っていたカーディナルスにしてみれば、痛いジャッジだったとの見方もできる。

<スティーラーズ>