養護学校生が掃除のプロに技術学ぶ

2月18日15時34分配信 両丹日日新聞

卒業生2人が同社の清掃スタッフとして活躍し、3年生1人も内定しており、清掃の大切さを知る機会にと、プロから学ぶ教室を初めて計画した。講師には品質管理部の矢野総括指導責任者と近藤事務局長を迎えた。
 会場となった会議室には、ほうきや窓ガラス用の用具など10種類ほどが持ち込まれた。生徒たちはそれぞれの用具の説明を受けたあと、紙芝居や実験を通して、清掃には施設をきれいにするだけでなく、床などに付着したごみを取り除くことで傷が付くのを防ぎ、施設の延命化を図る役割があることを知った。

 実習では、からぶき、湿りぶき、水ぶき、洗剤ぶきの4通りのふき方について説明を聞き、タオルを8つ折りや16折りにする練習をした。水ぶき用のタオルを絞る練習では、矢野さんから「絞るときは必ず腰を下ろして。中腰の姿勢では転倒してけがをする恐れがあります」「最初はゆっくりと絞り、その後、3秒ほどしっかりと絞るとうまくいく」「タオルが手からはみ出さないように注意をしてください」とアドバイスを受けていた。

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