2月19日13時51分配信 NFL JAPAN
ピッツバーグ・スティーラーズのWRサンアントニオ・ホームズが、第43回スーパーボウルにおける決勝TD後のパフォーマンスに問題があったとし、1万ドル(約90万円)の罰金を科せられたことが分かった。
ホームズは、27対23でアリゾナ・カーディナルスを下した大一番で残り35秒にQBベン・ロスリスバーガーから投げられた6ヤードの決勝TDパスを見事にキャッチ。劇的な勝利を収める立役者となり、スーパーボウルMVPにも輝いた。
だが、このTD捕球後、ホームズはボールを空中に放り投げていたことが発覚。ボールをTDセレブレーションの道具として使うルール違反を犯していたとみなされ、今回の罰金処分となった。なお、これは滑り止めの粉を空中に撒き散らすNBA(全米バスケットボール協会)のスター選手レブロン・ジェームスのパフォーマンスを真似たとものとみられる。
また本来ならば、ホームズのこの反則によって、スティーラーズは直後のキックオフ開始地点が15ヤード罰退となるはずだった。しかし、この反則が宣告されることはなく、スティーラーズのキックオフ地点は通常のまま試合は進行。残り時間わずかだったとはいえ、逆転のTDを狙っていたカーディナルスにしてみれば、痛いジャッジだったとの見方もできる。
<スティーラーズ>