大雪:内陸部で 西和賀町104センチ 交通機関に影響 /岩手

2月21日12時1分配信 毎日新聞

 発達した低気圧の影響で、20日の県内は内陸部を中心にまとまった雪が降り、交通機関などに影響が出た。
 盛岡地方気象台によると、積雪量(午後5時現在)は西和賀町の湯田で104センチ▽一関市厳美町の祭畤(まつるべ)で88センチ▽盛岡で26センチを記録。盛岡は20日ぶりのまとまった雪となった。
 一般道では、同日午前8時20分ごろ、北上市立花の市道で、同市の男性(45)の乗用車が左カーブを曲がりきれず、対向してきた北上幼稚園の送迎バス(園児20人乗車)に正面衝突したが、けが人はなかった。また午前11時50分ごろ、一関市山目の国道4号で、宮城県大崎市の男性(82)の乗用車がスリップして対向してきた平泉町の運転手男性(62)のタクシーに衝突。タクシーの男性など2人が首の痛みなどを訴えた。
 高速道は降雪のため東北、秋田、八戸、釜石道で通行止めの区間が出た。鉄道ではJR山田・岩泉線で、除雪作業のため上下7本を運休、約200人に影響が出た。花巻空港発着便は4便が欠航(午後5時半現在)した。【狩野智彦】

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