神奈川県警大和署は1日、強盗の疑いで、いずれも大和市の県立高校1年で15歳と16歳の少年2人を逮捕した。同署によると、容疑を認めている。
同署の調べでは、2人は10月8日午後6時20分ごろ、同市上和田の市道で、帰宅途中の会社員の男性(40)に後ろから近づき、無言で殴るけるの暴行を加え、転倒した男性に馬乗りになって、ポケットから現金2万5千円などの入った財布を奪った疑いが持たれている。
神奈川県警大和署は1日、強盗の疑いで、いずれも大和市の県立高校1年で15歳と16歳の少年2人を逮捕した。同署によると、容疑を認めている。
同署の調べでは、2人は10月8日午後6時20分ごろ、同市上和田の市道で、帰宅途中の会社員の男性(40)に後ろから近づき、無言で殴るけるの暴行を加え、転倒した男性に馬乗りになって、ポケットから現金2万5千円などの入った財布を奪った疑いが持たれている。
静岡県道路公社が管理する有料道路「伊豆スカイライン」の全区間で、すべての車種が200円の上限で走れる料金割引が1日から始まった。
2011年3月31日までの措置。
伊豆スカイラインは熱海峠―天城高原を結ぶ全長40・6キロの自動車道。全区間を走ると、従来は普通車960円、大型車3870円だったが、1日からは毎日上限200円で通行できるようになった。
初日の1日、函南町の熱海峠料金所では、公社職員が午前9時から先着200台のドライバーに伊豆特産の粉末茶とイラストマップなどを配ってPRするとともに、安全運転を呼びかけた。料金所で初めて割引を知り、思わず笑みを浮かべる県外ナンバーの観光バスの運転手もいた。
一方、割引でオートバイの通行が増えると予想されることから、大仁署は3日午前10時半から亀石峠インター駐車場(伊東市)で、元プロレーサーの宮城光さんを招いて安全講習会を開く。転倒時に被害を軽減するエアジャケット着用体験もある。
(2009年11月2日06時11分 読売新聞)
派手なガッツポーズが、復調を示していた。23日、今季開幕戦の全日本距離別選手権。500メートルで2年ぶりに自身の持つ大会記録を更新して優勝した。34秒台を2本そろえ、同じチームの長島圭一郎に完勝した。「今の段階の90%の力は出せた。初戦としてはかなりいいレース」
「今年は注目されている感じがない。長島さんが一番の候補と言われて、みんなそっちに流れているので楽です」。開幕前。ひょうひょうと話しつつ、2学年上の好敵手の飛躍に刺激されていた。昨季、加藤はW杯前半戦で2勝したが、転倒を機に後半戦は不振に。体幹のバランスが悪くなり、股関節も硬くなっていた。
対照的に長島は世界スプリント選手権総合2位、W杯年間総合でも2位となり、一気に金メダル候補と注目を浴びた。
この夏、加藤が体を大きくするための筋トレに励んだのも長島の存在がある。昨季の練習中、着替えている時に衝撃を受けた。「あの細かった長島さんの太ももが、いつの間にか太くなっている」
開幕直前の9月。日本電産サンキョーチームは合同練習を一時やめ、各自が単独で合宿を張った。加藤は故郷の山形で、苦手の持久系の練習に意欲的に取り組んだ。自分からコーチに申し出た。「インターバル走の間隔を詰めてください」。今村俊明監督は言う。「一人ずつが自分の課題と向き合い、目に見えないほかの選手を意識しながら練習を積めた」
もちろん、今回体調不良で出遅れた長島も黙っているつもりはない。「仕上がりは20%。負けたということで気合を入れ直して頑張ります」
加藤と長島。お互いの存在を刺激剤にして高め合った先に、バンクーバーの表彰台がある。
◇
加藤条治(かとう・じょうじ) 85年2月、山形市生まれ。山形中央高で高校総体500メートル3連覇を達成。34秒30の日本記録(05年11月当時世界新)を持つ。06年トリノ五輪は6位、W杯500メートルで通算6勝。日本電産サンキョー所属。
∞鶴岡・内川
鶴岡市市街地を流れる内川で、今年もサケの自然産卵が始まった=写真。同市道形町のJR羽越線が走る鉄橋の真下、水面を背びれや尾びれが激しく動きまわり、水しぶきが上がる。川底の砂利を掘って産卵床を作るメスと、それに群がるオスたちの争いが、ほんの3、4メートルの岸辺から観察できる。
赤川漁協の中野喜吉理事は「今年は内川を上り切って、10キロほど上流の青龍寺川までサケが上った。温かく見守って欲しい」と話している。
俳優の松田龍平(26)が千葉県成田市内で趣味のモトクロスに興じていて転倒、肋骨を骨折して入院していることが29日分かった。
行きつけのモトクロス場で高度な技に挑んだが、バランスを崩して投げ出されてしまったという。関係者は「負傷したのは数日前。骨折したが、大事に至らずにみんなホッとしている」と話している。
転倒後、龍平は都内の自宅に戻ったが、打撲した部位の痛みが消えなかったため病院に急行。診察の結果、肋骨が折れていることが判明した。その際、念のため頭部などの検査も受けたが、他に異常は見られなかったという。
映画界の若手エースとして活躍する龍平は役の幅を広げようと、数年前に弟の翔太(24)とともにモトクロスを始めた。転倒した日も翔太が一緒だったという情報もある。
モトクロスの転倒で、肋骨を骨折して入院している俳優の松田龍平の母で女優の松田美由紀(48)は29日、都内で行われたトークショーに参加。11月からスカパー!で始まる「松田優作特集」のPRイベント。夫の優作さんが亡くなって20年、「もう一度、松田優作という俳優に出会ってください」とアピールしたが、長男・龍平のケガについてはコメントを控えた。
京都大発のベンチャー企業「ロボ・ガレージ」(京都市左京区)は27日、世界最高の垂直跳び8センチのジャンプ力を誇る人型ロボット「ロピッド」を開発したと発表した。
ロピッドは高さ38センチ、重さ1・6キロ。高くジャンプしても転倒しないよう、脚の関節をベルトで結んで連動させる新技術で、足腰を強くしつつ安定性をアップ。脚(長さ16センチ)の半分の高さまで跳び上がらせることに成功した。
29カ所の可動部と音声認識システムを備え、走ったり、あいさつしたりできる。今回は検証用としての開発だが、家庭用ロボットへの技術の応用や、出演する映画の製作も検討するという。
制作者で、京大を拠点とするロボ・ガレージ代表の高橋智隆社長は「ロボットと人との円滑なコミュニケーションには、ロボットのさまざまな動きが必要。より身近なロボットの開発に生かしたい」。
JR東海は東海地震に対する対策として新たに、東海道新幹線の線路に「脱線防止ガード」を設置し、脱線しても車両の横転を防ぐ「逸脱防止ストッパ」の取り付け工事に入ることを明らかにした。JR東日本はすでに車両の転倒を防ぐ「L型ガイド」を導入しており、大きな地震を想定して新幹線でさまざまな地震対策が進められている。
JR東海はこれまでも地震警報システムの導入や、隣接する高架橋を連結して地震時に生じる狂いを抑制するといったさまざまな地震対策に取り組んできた。今回、工事に入る「脱線防止ガード」は初の試みで、平成16年10月、マグニチュード(M)6・8を記録した新潟県中越地震で上越新幹線が脱線した際、「初期段階で脱線を防ぐことが必要」(同社)と、5年がかりで研究を進めてきた。
同社によると、「脱線防止ガード」は、高速で通過するために被害が大きいと予想される分岐器の手前の区間を中心に軌道延長140キロメートルにわたり設置。線路内側にレールと並行して金属のガードを取り付ける。地震で線路が左右に揺れると、車輪がレールと衝突し、その反動で反対側の車輪が浮き上がる「ロッキング脱線」を防ぐという。
「逸脱防止ストッパ」は700系とN700系の車両計142編成の台車中央部に設置する。万一、脱線した場合でも、車両が線路から大きく逸脱するのを極力防ぎ、被害を最小限に食い止める働きをする。
総工事費は約380億円で、平成25年3月の完成を目指す。同社は「長期的に運行がストップしないための対策が必要」とも話す。東海地震はM8クラスと想定されるが、新幹線への被害が最小に食い止められれば、より効果的な災害対応が可能になると思われ、成果が期待される。
アルコール依存症のチェックシート提案も
救急現場のスタッフが酒に酔った搬送患者への対応に苦慮している現状から、四日市市内の病院関係者らが「『救急医療現場とアルコール問題』――連携して、医療崩壊に歯止めを!」と題した研究会を開き、解決策を検討した。緊急性がないのに繰り返し救急車を呼んだり、スタッフに暴言を吐いたりする患者に、酔いがさめてから自分の飲酒行動を省みてもらおうと、アルコール依存症のチェックシートを手渡すアイデアが提案された。(上村香代)
研究会では、市立四日市病院救命救急センターの柴山美紀根副部長が、けがで搬送される患者の12・6%は飲酒した状態であるとの研究事例を紹介。同センターにも酒酔い状態の患者がほぼ毎日搬送され、会話が成立しなかったり、診察に非協力的だったりし、緊急を要するかどうかの判断が難しいという。診療を断ることもできず、対応に時間がかかるため、スタッフは心身ともに大きな負担を抱えている。
四日市市消防本部では昨年、「気分が悪い」「転倒した」などの飲酒関係の救急要請が301件あった。そのうち急性アルコール中毒と診断された人は184人、アルコール依存症は15人だった。
依存症の治療に長年携わってきた同市の「かすみがうらクリニック」の猪野亜朗医師は「飲酒後の事故や暴力、自傷行為などによる外傷で搬送される患者は、依存症の可能性が高い」と説明。救急外来で依存症を見抜くことができれば、患者自身も自覚し、専門的な治療を受けるきっかけになると指摘した。そのうえで「依存症患者は繰り返し救急車を利用する傾向にある。専門治療を受けることで、救急車を呼ぶ回数も減り、現場の負担も減る」として救急医と専門医の連携が必要と強調した。
一方、提案されたチェックシートは「明らかに有害な結果が起きているのに飲酒する」「飲酒したいという強い要望、強迫感がある」などの質問に答えてもらうことで、依存症かどうかを判定するもの。裏面には専門医のいる医療機関や断酒会など自助グループの連絡先を記載し、研究会では「患者や家族に手渡すだけでも効果があるのでは」との意見が出た。シートは、市立四日市病院や県立総合医療センターなど救急外来がある同市内の医療機関で近く活用される予定だ。
(2009年10月28日 読売新聞)
北中部ゲアン省ビン市ビンタン地区では最近、同地区で起きたバイクの死亡事故が関心を集めている。この事故は1台のバイクにヘルメットを着用せずに乗っていた3人が、警察に追跡された際に転倒したもの。この事故で高校1年生のグエン・テー・フオンさん(16歳)が即死し、男性2人が重傷を負った。
バイクを運転していたファン・バン・クオンさん(23歳)の話によると、21日夜10時ごろビン市フンズン地区グエンフォンサック通りを走行中、警察に発見され白バイ3台で追跡を受けたという。追いついた警察官らは、グエン・バン・トゥンさん(16歳)の首をこん棒でなぐったうえ、バイクの前輪を蹴ってバイクを転倒させた。フオンさんは頭を強く打って即死し、トゥンさんは腕と肩を骨折、クオンさんも重傷を負った。
この件に関してビン市警察のホー・スアン・ホア署長は「事件の詳細を捜査している。警察官に違反行為があれば厳正に処分する」とコメントした。