静岡県道路公社が管理する有料道路「伊豆スカイライン」の全区間で、すべての車種が200円の上限で走れる料金割引が1日から始まった。
2011年3月31日までの措置。
伊豆スカイラインは熱海峠―天城高原を結ぶ全長40・6キロの自動車道。全区間を走ると、従来は普通車960円、大型車3870円だったが、1日からは毎日上限200円で通行できるようになった。
初日の1日、函南町の熱海峠料金所では、公社職員が午前9時から先着200台のドライバーに伊豆特産の粉末茶とイラストマップなどを配ってPRするとともに、安全運転を呼びかけた。料金所で初めて割引を知り、思わず笑みを浮かべる県外ナンバーの観光バスの運転手もいた。
一方、割引でオートバイの通行が増えると予想されることから、大仁署は3日午前10時半から亀石峠インター駐車場(伊東市)で、元プロレーサーの宮城光さんを招いて安全講習会を開く。転倒時に被害を軽減するエアジャケット着用体験もある。
(2009年11月2日06時11分 読売新聞)