伊方のサッカーゴール事故:倒れ、骨折 町教委、管理の過失認める /愛媛

伊方町三机の町立三机小学校(二宮茂子校長)グラウンドで、サッカーゴール(鉄製、重さ約150キロ)が強風で倒れ、大阪市淀川区の小学4年の男児(10)が頭部を骨折した事故で、伊方町教委は3日、同町役場で記者会見し、「管理面で落ち度があり申し訳ない」と陳謝した。

 二宮校長は「サッカー大会を控えて練習をしていて、ゴールを移動させていたため、固定していなかった。事故当時は強風だったが、倒れないと思った。(認識が)甘かった」と述べた。また「ゴールを固定する専用くいを今週中に購入予定だった」と話した。

 町教委は2日、同町内の小中学校に対し、強風によるサッカーゴール転倒防止(遊具を含めて)の注意喚起を文書で通達。今後の対応について、「強風注意報発令の場合などについて、(固定する)基準を設けたい」としている。【門田修一】

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