愛知県岡崎市の市立恵田小学校の裏山に5日、落ち葉を敷き詰めた斜面をスキー板で滑る「落ち葉スキー場」がオープンし、児童が初滑りを楽しんだ。
児童たちは前かがみになり、ストックを持たずに両手を大きく広げ、バランスを取って滑った。板の裏に油を塗っていて、雪上のスキーとほぼ同じスピードが出る。転倒した児童は痛そうにしながらも、起き上がって最後まで一生懸命滑った。
コースは長さ30~45メートルで、傾斜10~20度。同小は冬場の体力作りのため、57年から続けている。体育の授業として来年2月まで実施する。【中村宰和】