夏山遭難、高止まり=死者・不明65人-警察庁

9月9日11時23分配信 時事通信

 今年7~8月に全国で発生した山岳遭難による死者・行方不明者は、昨年同期比14人減の65人だったことが9日、警察庁のまとめで分かった。統計の残る1968年以降の最多だった昨年に次いで2番目に多く、高止まりしている。遭難件数は44件減の409件で過去3番目、負傷者や無事救出も含めた全体の遭難者も21人減の504人で、2番目だった。
 同庁は「遭難の9割は疲労・病気、転落・滑落、転倒、道迷いが原因。余裕のある計画を立て、危険な場所の把握に努めてほしい」としている。
 中高年(40歳以上)の遭難者は41人減の375人で、うち死者・不明者は18人減の58人だった。それぞれ全体の74%と89%を占め、依然高い水準にある。 

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