業過致死:入浴介助の介護福祉士を容疑で書類送検 /福岡

8月18日14時0分配信 毎日新聞

 南署は17日、業務上過失致死容疑で南区多賀の介護福祉士の女性(48)を福岡地検に書類送検した。
 送検容疑は、同区若久2の病院に勤務していた1月16日、右半身まひの障害がある博多区の無職男性(当時73歳)の入浴介助を担当した際、決められた注意義務を怠り、不安定な姿勢にさせたために男性を転倒させ、3日後の19日に急性硬膜下血腫で死亡させたとしている。
 同署によると、同病院は、半身まひの患者の入浴介助は複数人で担当することを原則としていた。しかし、女性は単独で介助に当たり、まひがある側を重点的に支えるなどの注意義務も怠った。女性は「衣服を脱いだ患者を寒いので早く入浴させたいと思った。もっと注意すればよかった」などと容疑を認め、既に自主退職したという。
〔福岡都市圏版〕

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