介護ベッド用手すりで「製品起因が疑われる事故」

2月25日12時36分配信 医療介護CBニュース

 経済産業省は2月24日、介護ベッド用手すりで「製品起因が疑われる事故」と「製品起因か否かが特定できていない事故」の2件の事故情報を発表した。

 経産省によると、昨年12月8日に兵庫県で60歳代の女性が手すりを利用して立ち上がろうとしたところ、スイングアームを固定するロックレバーが解除されたため、転倒し重傷を負ったという。事故が起きたのは、パラマウントベッド社製の型式「KA-095」の手すりで、「製品起因が疑われる事故」として、原因を調査中だという。

 また、2月4日に山口県で90歳代の女性が、ベッドの内側から製品上部の隙間に足が挟まり、頭が床についた状態で発見されたため、「製品起因か否かが特定できていない事故」として、原因を調査中だという。製品名は未公表。

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