2月14日8時0分配信 スポーツ報知
歌手の近藤真彦(44)が13日、東京・北の丸公園の日本武道館で、初のプロデュース公演「J Rock Dream MATCHY09」を行った。今井翼(27)らジャニーズ事務所の後輩を率いてロック色を前面に打ち出したステージを披露。1日には初のフルマラソンで完走したマッチは、来年以降も毎年プロデュース公演を行う意向を明らかにした。
44歳にしてマッチが新たな道を切り開いた。
今年で4年目を迎える恒例のバレンタイン武道館公演で、初めてプロデューサー業に乗り出した。今井、関ジャニ∞の渋谷すばる(27)のほか、5人組グループ「Question?」、4人組グループ「FIVE」らが集合。「ジャニーズは踊りがメーンだけど、ロックな音や歌を通じて楽しんでもらおう」というコンセプトのもと、ギンギンのステージを披露した。
本来は裏方に徹するつもりだったが、ステージにもしっかりと登場。ドラム演奏や、「たのきんトリオ」時代の同僚であるギタリストの野村義男(44)と共に「アンダルシアに憧れて」を披露。超満員の約1万人のファンを酔わせた。
芸能活動以外でも新たな挑戦に乗り出した。今月1日に和歌山で開催された「第14回紀州口熊野マラソン」に出場。初のフルマラソンだったが、約4時間20分、326人中198位で見事ゴールした。「飲み屋の壁のポスターを見て」出場を決意。昨年の9月から毎日20キロのトレーニングを行い、食事も炭水化物を控えて体重を落とすなど肉体改造に取り組んだ。10月には転倒して足を負傷したが、あきらめずにゴールを目指してきた。「いろんな波があって、ひとつのドラマみたいでした」と振り返った。
プロデュース公演は来年以降も行うという。「あんまりノリが悪かったり、ミスしたりしたら、次はメンバーチェンジだぞって言ってます」。ジャニーズ現役最長老はすっかり鬼プロデューサーの顔になっていた。