2月3日8時2分配信 サンケイスポーツ
俳優、高橋英樹(64)が2日、都内で行われた「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2008」の授賞式に出席し、先月14日に腰の骨を折り入院していたことを告白した。
夫人の美恵子さん(60)と「ベスト・クルーズカップル賞」に選ばれた高橋は、元気に歩いて登壇したが、「撮影中に骨折して、一昨日(1月31日)に退院しました。(服の下に)胸から腰まであるコルセットを着けています」と明かした。
高橋によると、けがは先月14日、テレビ東京系主演ドラマ「捜査検事・近松茂道」シリーズの福島ロケ中に起こった。雪で凍結していた坂道で演技中、足を滑らせ腰を強打。現地の病院に担ぎ込まれ、第1腰椎骨折で全治3カ月と診断された。病院で1泊した後、ストレッチャーに寝かされたまま車で東京に戻り、都内の病院に再入院した。
高橋は「すごく痛くて1週間は動けなかった。(ベッドで)天井を見るだけでしたね」と辛抱の日々を吐露。2週間の休養生活を振り返り、「この仕事を始めて47年、これだけ長く休んだのは初めて。神様が少し休め、と言ってくれたのかな。これから先も仕事するんだからって」と健康第一を痛感した様子。
「クルーズ-」から復帰し、20日に再び福島で同ドラマを撮影する。「今度はアイゼン(登山靴に装着する滑り止め)を履いていこうかな」とジョークを放ち、美恵子夫人も「また転ばないように」とクギを刺した。
昨年12月には、テレビプロデューサーのテリー伊藤(58)がスケートリンクで転倒し、同じ個所を骨折している。