降雪:県内各地で 交通に影響、スリップや運休など /長野

1月10日15時1分配信 毎日新聞

 県内は9日、南海上を低気圧が通過した影響で未明から夜にかけて降雪した。長野地方気象台によると、10日以降も引き続き雪になる見通し。9日午後5時現在の積雪は、松本8センチ▽諏訪6センチ▽小谷16センチ▽飯山27センチ▽野沢温泉41センチ――など。
 降雪に伴い大型車などのスリップ事故も多発した。同日午後0時半ごろ、塩尻市奈良井の国道19号で大型タンクローリーと電気工事用バケット車が正面衝突、バケット車の男性(63)が足などに軽傷。タンクローリーから灯油約500リットルが流出し、現場が約5時間通行止めとなった。バケット車は冬用タイヤを未装着だったという。
 鉄道では長野電鉄長野線の村山橋で、寒さで収縮したレールの継ぎ目のボルトが破損し、須坂―朝陽間の上下線で普通列車計18本が部分運休、乗客約1500人に影響が出た。
 信州まつもと空港でも日本エアコミューターの定期便4便が欠航、搭乗客141人に影響が出た。【大島英吾、渡辺諒】

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