東北新幹線の運転士が18日朝、運転席に向かう途中、駅の構内で転んでけがをしたため、新幹線が運休するトラブルがあった。
運休したのは、那須塩原駅を午前6時半に出発する予定だった「やまびこ291号」で、運転士が車両に向かう途中、駅の構内で転び、ひざの半月板を損傷した。
けがをしたのは、出発時刻の1時間ほど前だったが、早朝の時間帯だったこともあり、代わりの運転士の手配ができなかったという。
乗客およそ150人は、後続の「やまびこ41号」で40分後に出発した。
運転士のけがが原因で新幹線が運休したのは過去に例がなく、JR東日本では「お客さまにご迷惑をおかけして申し訳ありません」と話している。
[18日20時12分更新]