12月17日17時3分配信 毎日新聞
熊本市は16日、病気休暇中にパチンコをしていたとして、交通局の40代の男性バス運転手を停職15日にした。
交通局によると、11月26日午後5時ごろ、病気休暇中なのに市内でパチンコをしていた。別の職員が見かけて交通局に連絡した。男性は10月31日から2週間、右肩関節炎で病気休暇を取り、11月1日に自宅で転倒して左手薬指を骨折したとして2週間、休暇を延長していた。市交通局の調査に「復帰のめどがたち、気がゆるんだ」と話しているという。
市交通局では07年度にも病気休暇中にカラオケに行った職員が処分されたことがあり、男性の上司の営業所長は週1回ペースで自宅を訪問し、回復状況を尋ねたり、療養に専念するよう話していたという。交通局の吉村勝幸次長は「信頼回復に努めたい」と話した。