12月9日22時3分配信 毎日新聞
9日午後0時5分ごろ、岡山県倉敷市の約7900メートル上空で、日本航空の伊丹発長崎行き「ダグラスDC9-81(MD81)型機」(乗客66人、乗員7人)が突然揺れ、女性客室乗務員2人が腰やくるぶしの骨を折るけがをした。乗客にけがはなかった。機長の話では晴天乱気流に巻き込まれた可能性が高い。
国土交通省や日航によると、同機は午前11時49分に離陸。ベルト着用サインが消えた後、客室乗務員4人が機体後部で機内サービスの準備を始めたが、離陸から約15分後、伊丹空港の西約80キロの地点で揺れに遭って転倒した。
別の機長によると、晴天乱気流は雲の位置やレーダーなどでも確認することができず、予見は難しいという。【窪田弘由記】