11月8日17時3分配信 毎日新聞
作業中の事故を装い労災保険の休業補償金をだましとったとして、伏見署は7日、伏見区深草西浦町の衣料品卸会社社長、金道龍被告(78)=別の詐欺事件で公判中=を詐欺容疑で再逮捕した。
調べでは、労災保険に特別加入していた金容疑者は01年3月22日、大津労働基準監督署に「大津市内の事業所で作業中、足をすべらせて転倒し、頭や腰を負傷した」などとうその書面を提出。02年9月までに休業補償給付金など1185万円をだまし取った疑い。「保険金詐欺はしていない」と容疑を否認しているという。【田辺佑介】