国土交通省は、バリアフリー新法に基づき1日当たりの平均的な利用者数が5000人以上の旅客施設についてバリアフリー化の進ちょく状況をまとめた。2007年度末現在、段差が解消された旅客施設の割合は前年度と比べ4・4ポイント増の67・5%。視覚障害者誘導用ブロックの設置は2・6ポイント増の90・9%、障害者用トイレは7ポイント増の59・6%だった。
段差の解消を終えた旅客施設の割合を交通手段別に見ると、鉄軌道駅が前年度比4・5ポイント増の67・3%、バスターミナルが1・3ポイント増の77・5%、旅客船ターミナルが増減なしの88・9%、航空旅客ターミナルが11ポイント増の76・2%となった。
視覚障害者誘導用ブロックの設置については、鉄軌道駅が2・5ポイント増の91・1%、バスターミナルが10・8ポイント増の77・5%、旅客船ターミナルが増減なしの77・8%、航空旅客ターミナルが8・7ポイント増の100%。
障害者用トイレの設置は、鉄軌道駅が6・8ポイント増の59・4%、バスターミナルが19・6ポイント増の46・9%、旅客船ターミナルが11・2ポイント増の55・6%、航空旅客ターミナルが4・3ポイント増の100%だった。
06年に策定したバリアフリー新法に基づく基本方針では、10年までにすべての旅客施設でバリアフリー化を実施するよう定めている。
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バリアフリーも上記のものだけではなしに、視覚障害者の方々には階段段鼻の視認性向上と滑り止めも必要です。
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