国土交通省は、車中心となりがちな道路空間利用の在り方を転換しようと、「人間重視の道路創造研究会」を新設した。9月19日に初会合を開き、歩行者や自転車などに配慮した道路空間の実現に向けた方策を議論。12月までに中間報告、2009年秋をめどに最終報告をまとめる方針だ。
研究会では、▽歩行者や自転車にとって使いやすい道路空間の充実▽路面電車など公共交通への道路空間の提供▽オープンカフェなど沿道と一体となった公共空間としての道路機能の向上―といった視点から、道路空間の活用策を検討。
委員長は立教大学の磯部力教授が務め、行政法や交通工学の専門家が委員として加わる。
検討に当たっては、まず道路空間に対するニーズやそれを実現する際の課題などを抽出し、道路利用の制度見直しなども視野に対応策を探っていく。
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「歩行者や自転車にとって使いやすい道路空間の充実」良いことですね。
今はまだ、あまり対策をとられていないですが、危険な箇所はたくさんあります。
滑る床材、マンホール・ハンドホール、鉄板、グレーチング、歩道の縁石等、数え上げれば限がないほど放置されています。
一刻も早く対策をしていただきたいものです。