12日の衆院内閣委員会で、民主党の三宅雪子衆院議員(45)を転倒させてけがを負わせたとして、懲罰動議が出された自民党の甘利明衆院議員(60)が17日、潔白を訴えた。神奈川県支部連合会の参院選決起大会に出席し、一言あいさつでの開口一番「フェミニストの私が女性に指一本触れるはずがない。最近では家内にさえ、指一本触れてません!」と笑いとともに同情を誘った。
決起大会後、JR桜木町駅前で街頭演説した小泉進次郎衆院議員(29)も援護射撃。「本当にばからしいこと。(政治とカネ問題などで)けじめもつけられない党から、懲罰動議を出された。こんなに名誉なことはありません」と皮肉を込めて話した。