長久手の吉岡さんが3位 2010さくら道ネイチャーラン

金沢・兼六園に18日ゴールした「2010さくら道国際ネイチャーラン」で、吉岡敦さん(48)=長久手町長湫=が全体の3位に入ったのを最高に、県勢は名古屋城をスタートした22人中17人が36時間の制限内で完走を果たした。ハーフでも12人のうち11人が完走した。

 吉岡さんは出場2回目。昨年も県勢1位で、全体では昨年の4位を上回った。「最後まであきらめなかったご褒美」と、左ほおがすりむけた痛々しい顔に笑みを浮かべて振り返った。

 序盤のオーバーペースがたたり、途中で体調を崩した。200キロ地点に近づいた深夜には、路上に倒れていた看板につまずき転倒。顔を打ち、右足首をひねってしまった。「もうあきらめよう」と歩き出したが、寒さに震え、仕方なく再び走り始めた。

 しかし、そこから不思議と肩の力が抜け、楽になった。「こけたことで吹っ切れた。けがの功名」。足首はレース後、歩くのが難しいほどの状態だったが「立ち止まると痛くなるから、まひさせた」とそのまま残り50キロを粘走。26時間44分で走りきり、27時間以内の目標を達成した。

 それでも「強い人が自滅して、ラッキーな3位」と自己評価は厳しい。「けがをしているようでは駄目。来年こそ、理想の展開で走りたい」と話した。

◆コース誘導と補給所で支援
 県内を走るコース序盤は、日本造園建設業協会県支部がボランティアで選手を支えた。3カ所の補給所運営とコース誘導に計26人が携わった。

 提供する飲食物は毎年、選手の要望で工夫し、今回はおにぎりを多めに用意。赤崎幹男支部長(59)は「レースが年々盛大になり、こちらも応援しがいがある」と話していた。

 (日下部弘太)

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