池袋・立教大生殺害に公的懸賞金を適用 警察庁

JR池袋駅(東京都豊島区)で平成8年、立教大4年の小林悟さん=当時(21)=が男に殴られ死亡した事件で、警察庁は犯人逮捕につながる情報提供者に、最高で300万円の公的懸賞金を出すことを決めた。事件は11日で発生から丸14年となり、殺人罪の公訴時効まで残り1年となる。警視庁は「執念の捜査で必ず検挙したい。多くの情報提供を期待している」としている。

 池袋署捜査本部の調べでは、悟さんは8年4月11日午後11時半ごろ、池袋駅の山手線ホームで背広姿の男に殴られるなどして転倒、5日後に死亡した。男は当時24~38歳くらいで身長170~180センチのがっちりした体格。まぶたが重く、座ったような目つきで、右目尻に穴状の古傷が3個あった。

 9日付の官報に掲載、11日から1年間情報を受け付ける。情報提供は同署(電)03・3986・0110。

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