8日午後11時20分ごろ、愛媛県伊予市尾崎の市道で、伊予署のパトカーが追跡していた2人乗りのミニバイクが、右カーブで停車中の車とぶつかり転倒。運転していた無職の少女(15)が足の骨を折る重傷を負った。同乗していた別の無職の少女(15)にけがはなかった。
同署によると、パトカーが2人乗りミニバイクを発見し、サイレンを鳴らさず、赤色灯をつけずに約2分間、時速約30キロで追跡していた。
運転していた少女は無免許で、ミニバイクは盗難の被害届が出ていた。同署は「適正な追跡だった」とし、2人から詳しい事情を聴く。(共同)