県民栄誉賞 新田選手に授与

■パラリンピックで金2個

 バンクーバー冬季パラリンピックのノルディックスキーで金メダル2個を獲得した西粟倉村出身の新田佳浩選手=東京都江東区在住=が7日、県庁を訪問し、石井正弘知事から県民栄誉賞と県スポーツ特別顕彰を授与された。

 新田選手は4大会連続のパラリンピック出場で、今大会で初めて金メダルを獲得。前回のトリノ大会では転倒で13位だったが、新田選手は「トリノでの転倒がなければ金メダル二つはなかった。2014年のソチ大会での2連覇を目指したい」と決意を語った。祖父ら家族が暮らす西粟倉村にも帰省する予定で、「祖父に金メダルをかけたいとがんばってきた。あと少しで実現できるのがうれしい」と笑顔だった。(八尋紀子)

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