六ケ所村の核燃再処理工場:扉ハンドル折れ、男性社員がけが /青森

日本原燃(六ケ所村)は15日、使用済み核燃料再処理工場で、扉のハンドルが折れて20代の男性社員が左ひじ打撲のけがをしたと発表した。

 原燃によると、14日午前9時半ごろ、工場の分析建屋の管理区域外で、この社員が換気設備の巡視点検をし室内から出ようとしたところ、回した扉のハンドルが根元から折れて転倒。左ひじを打った。

 扉は空気圧の影響で重たく、ハンドルを下から上に右回転で90度回し、全体重をかけて手前に引くタイプ。原燃はハンドルが折れた原因を「金属疲労の可能性がある」としている。【矢澤秀範】

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