殺人未遂容疑で少年2人を逮捕 笠間、路上にロープ バイクの女性転倒

笠間市で昨年十月、路上にロープが張られ、ミニバイクの女性が転倒してけがを負った事件で、笠間署は三十日、殺人未遂容疑で、いずれも同市に住む私立高校一年の男子生徒(16)と無職少年(16)を逮捕した。

 逮捕容疑は、二人は昨年十月十一日午前三時五分ごろ、同市下郷の県道にナイロン製のロープを横断させ、ミニバイクで新聞配達中の同市の女性(46)を転倒させ、首などに三週間のけがを負わせたとしている。

 同署によると、二人はロープを張ったことは認めている。

 ロープは幅六メートルの道路両端にある生け垣と鉄柱の一・三メートルの高さに結び付けられていた。

 事件の直前、現場近くのスーパーの公衆電話から虚偽の一一〇番があり、駆け付けた警察官が付近を捜査中にけがをした女性を発見。同署は一連のいたずらの可能性があるとみて捜査していた。

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