都内平野部で初の積雪 けが人、交通事故も

この冬初の積雪を平野部で記録した東京都内では1日夜から2日朝にかけ、慣れない雪に足をとられて転ぶけが人が続出し、路面凍結などが原因とみられる交通事故も相次いだが、大きな混乱は見られなかった。関東甲信地方の広い範囲に雪を降らせた低気圧は本州の東へ抜けたが、日中まで積雪が残る地域もあるとみられ、一部交通機関で交通規制が続いた。

 東京消防庁によると、都内では2日午前6時半までに、20~70代の男女計19人が転倒してけがをし、うち5人が骨折。江戸川区では1日夜、タクシーから降りようとした女性(72)が歩道で足を滑らせて転倒し、腕を骨折。狛江市でも帰宅中の女性(57)が路上で転び、右腕を骨折した。

 警視庁によると、午前7時までに積雪や路面凍結が原因とみられる車の追突事故は計7件発生した。死亡事故はなかった。(10:27)

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