7日午前7時20分ごろ、長与町高田郷の県道で、同町嬉里郷の大工、山本春男さん(55)運転のミニバイクが道路左側の縁石に衝突して転倒。後から来た長崎市水の浦町の会社員、吉岡泰雄さん(58)運転の5トントラックにはねられ、病院に運ばれたが、間もなく死亡した。この事故で県内の今年の死亡事故は61件となり、過去5年間で最多だった04年と並んだ。
時津署などによると、現場は片側1車線で見通しの良い直線道路といい、事故原因を調べている。
県警によると、今年は5、7月に死亡事故が多く、各8件発生した。県内自治体では6日現在で、長崎市が最多で昨年比12件増。これに佐世保市(同9件増)、南島原市(同6件増)と続く。県警は、事故防止のため、取り締まりなどを強化する。【下原知広】