死亡ひき逃げ事件で男子高校生を逮捕 東京

バイクで男性をはね、そのまま逃走したとして、警視庁交通捜査課と目黒署は自動車運転過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、東京都目黒区に住む都立高校2年の男子生徒(16)を逮捕した。同課によると、男子生徒は「サングラスに雨があたり、よく見えなかった。怖くなって逃げた」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は、10月24日午後10時10分ごろ、同区中央町の都道交差点をバイクで直進中、横断歩道を自転車で渡っていた無職、松本富美子さん(73)=同区五本木=をはね、逃走したとしている。松本さんは頭などを強く打ち、約36時間後の26日に死亡した。

 同課によると、男子生徒は暴走族グループのリーダーで、当日はサングラスをかけ、単独で走行していた。接触した際に男子生徒も転倒し、現場にバイク部品の一部が残されていたことなどから、同課が捜査していた。

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