9月4日13時2分配信 毎日新聞
日立労働基準監督署は3日、群馬県安中市の関東西濃運輸会社と同社北茨城営業所長(50)を労働安全衛生法違反の疑いで水戸地検に書類送検した。
同監督署によると、昨年12月16日午前8時ごろ、配送先の兵庫県神戸市で、40歳代の同営業所員がトラックから荷物を降ろす作業中、バックしてきたフォークリフトに右足をひかれてけがを負い、同18日から今年3月2日までの間休業した。
労働安全衛生法では休業4日以上の労働災害が発生した場合、報告書を速やかに提出する義務があるが、同所長は58日が経過した今年2月、所員が作業中に単独で転倒して負傷したと虚偽の報告をした疑い。