江口洋介主演の『救命病棟24時』、初回視聴率は20.3%

8月25日15時16分配信 サーチナ

 主演の江口洋介のバイク転倒事故により1カ月遅れで始まったドラマ『救命病棟24時』。視聴率は初回20.3%、第2話が18.3%を記録し、低迷する夏ドラマの中で堅調ぶりが光る。

 4年ぶりとなるシリーズ4作目は、医師不足やコンビニ化する深夜外来など「救命医療の崩壊」がテーマ。3日に行われた制作発表には、出演者らが救命医の制服姿で登場した。江口は冒頭、事故で放映が遅れたことを謝罪。病院へ運ばれる際、救急隊員からドラマを楽しみにしていると言われて「『ガーン』というカタカナが頭の中に浮かんだ」と、撮影への影響を考えショックを受けたそう。入院中は医療機器を見ては迷惑をかけたと落ち込み、自分を責める日々が続いたとか。無事に現場復帰できたことに心からの喜びを表していた。

 江口の不在を支えたのが、この連ドラで女優業に本格復帰した小島楓役の松嶋菜々子だ。楓を中心に再構成された緊急SP版は、平均視聴率15%をマーク。新作は、医療ミスで訴えられるという複雑な立ち位置から物語が始まった。シリーズ開始から10年、「時間と共に役が成長していく大切なドラマ」と作品への思いは強い。久しぶりに楓を演じることに気負いはなく、役の負けず嫌いな性格は継続しながらも年を重ねた感覚でリラックスして演じているよう。

 今シリーズ初参加の北乃きいは、新人看護師役として初々しい演技を見せている。社会人役自体が初めての彼女は、第1シリーズが放映された1999年はまだ8歳だったとか。「小さいころに観ていた作品に出演できてうれしい」と張り切る。(えす)(情報提供:ココログニュース)

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