イルカショー開催の米動物園を、転倒した来園者が提訴

8月21日16時54分配信 ロイター

 [シカゴ 20日 ロイター] 2008年にシカゴのブルックフィールド動物園を訪れ、イルカショーの会場近くで転倒した女性が、同動物園の安全対策が不十分だったとして提訴した。地元メディアが、20日伝えた。 
 訴状によると、原告の女性は、動物園が観客に水を掛けるようイルカを訓練し、床が水に濡れて滑りやすくなっていたにもかかわらず、注意を呼び掛ける標識や滑り止めのマットを置いていなかったと訴えている。
 この女性は、働けなくなった期間の賃金や治療費、慰謝料などを合わせ、5万ドル(約470万円)以上を支払うよう求めている。

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