サッチャー英国元首相(83)が元気に退院

6月30日11時16分配信 サーチナ

 左腕を骨折し入院していたマーガレット・サッチャー英国元首相(83)が29日、病院を退院し自宅で元気に手を振る姿を報道陣に見せた。

 自宅で転倒し左腕の上腕を骨折。肩から腕全体を固定しているものの、終始笑顔だった。現在は認知症の症状は少し見られるが、娘たちと元気に過ごしているという。

 サッチャー氏は首相在籍は11年。強硬的な保守主義の政治家で、フォークランド紛争への出兵を、他の閣僚たちがためらった際には「この内閣に男は一人(サッチャー氏自身のこと)しかいないのですか」というなど鉄の女の異名を取った。また「お金持ちを貧乏にしても、貧乏な人はお金持ちになりません」と、富裕層にも理解を示していた。 (情報提供:YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア))

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