帝国データバンク 1月の建設業倒産件数は過去最多の325件

 帝国データバンクがまとめた1月の全国企業倒産集計によると、建設業者の倒産件数は前年同月と比べ33・7%の325件となり、集計基準を変更した2005年4月以降で過去最多を記録した。不動産業も80%増の54件で過去2番目に倒産が多かった。同社は今後の見通しについて、「年度末にかけても企業業績が回復する要素には乏しく、倒産は高水準で推移する」とみている。
 産業全体の倒産件数は前年同月比30・2%増の1156件となり、05年4月以降で2番目の高水準を記録。債権総額は122・2%増の8643億9800万円の大幅増となり、5カ月連続で前年同月を上回った。
 主因別では、販売不振や不良債権の累積、業界不振など「不況型倒産」が前年同月と比べ29・5%増の935件となり、全体の構成比は8割を超えた。
 地域別では、全地域で前年同月と比べ倒産件数が増加。特に北陸(前年同月比63・3%増)、四国(同118・8%増)、九州(同56・7%増)などで大幅に増えた。
  
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凄い事になっていますね。

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