真央 地元で滑り初め…連続3回転ジャンプ成功が目標

1月9日8時0分配信 スポーツ報知

 昨年12月のフィギュアスケート全日本選手権(長野)で自身初の大会3連覇を達成した浅田真央(18)=中京大中京高=が8日、名古屋市の日本ガイシアリーナで行われたアイスショーで09年の“滑り初め”。今季後半戦の四大陸選手権(2月2~8日、カナダ・バンクーバー)、世界選手権(3月23~29日、米・ロサンゼルス)2連覇へ向け、失敗続きの2連続3回転ジャンプの成功を目標に掲げた。

 今季ショートプログラム(SP)とフリーの両方に入れている3回転フリップ-3回転ループは、全日本までの4試合で8回挑み、1度も成功がない。特に2つめのループが回転不足を取られるなど苦戦しており、真央は「2つめをしっかり跳びたい。もっと高く跳ぶように意識して練習してます」と明かした。

 この日は2回転半など計3回のジャンプを成功し、4100人から大歓声を浴びた。元日は地元・愛知の熱田神宮に初詣でに行ったが、あまりの大混雑に参拝を断念。それでも「屋台を食べ歩きしました。“たません”がおいしかった」と笑った。9日も同じ会場でエキシビションのチーム対抗戦に出場する。

 ◆美姫、右足は大丈夫 ○…昨年12月の全日本選手権で3位になった安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は3回転サルコー、2回転半を成功させ、右足のけがの不安を払しょくした。全日本のフリーの直前練習で村主章枝(avex)と接触し、転倒で右ひざを強打。テーピングはしているが「痛みはない」と笑顔。バンクーバー五輪出場枠のかかる世界選手権へ「表彰台に乗りたい」と抱負を語った。

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