Adobe Systems、『Linux』版『Adobe AIR 1.5』をリリース

12月22日9時4分配信 japan.internet.com

『Linux』ユーザーは覚えておいて欲しい。Adobe Systems は、『Windows』や『Mac』のユーザーが『Adobe AIR』によって得るのと同じデスクトップ体験を、Linux ユーザーにも味わってほしいと思っているのだ。しかし、Windows や Mac ユーザーが利用できるすべてのアプリケーションを、Linux ユーザーにもまったく同様に提供できる準備はまだ整っていない。

Adobe は18日、11月に登場した Windows 版と Mac 版に続き、Linux 版『Adobe AIR 1.5』をリリースした。Adobe AIR は、Web アプリケーションをデスクトップで動作させる Adobe の技術で、2008年2月に最初の正式リリースが行なわれた。Linux でも AIR が利用できるようになったことで、開発者はアプリケーションが動作する新たなプラットフォームを手に入れ、Linux デスクトップのユーザーは利用できるアプリケーションの幅が広がった。

Adobe のプラットフォーム ビジネス部門でグループ製品マネージャを務める Adrian Ludwig 氏は、取材に対して次のように語った。「この製品が重要なのは、Linux における開発の形態を大きく変えるものだからだ。Adobe AIR 上で開発されたアプリケーションはすでに何百もある。驚くほど多くの Adobe AIR がインストールされており、当社では、2008年内にインストール数が1億に達するものと予測している」

Ludwig 氏によると、Linux 版 Adobe AIR のリリースが Windows 版や Mac 版より遅れたのは、技術面の複雑さに起因するという。2008年にリリースした『Flash Player』も、ほとんどのバージョンで Linux 版が Windows 版や Mac 版に遅れて登場した。さらに、Linux では画像の透明度モデルが Windows や Mac OS と異なるため、Adobe はその問題の解決に時間を割いたのだという。

とは言うものの、Ludwig 氏は、今後のバージョンでは Windows/Mac/Linux 版を同時に提供することを約束すると明言した。

同氏によると、同時リリースによって、Linux はソフトウェア開発者にとって一層魅力的なプラットフォームになるはずだという。

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