東リ(本社・伊丹市、柏原賢二社長)は、きょう16日まで「2008年新製品発表会」=写真=を大阪市中央区の日本綿業倶楽部(綿業会館)で開催している。ことしで4年連続でのグッドデザイン賞受賞となったタイルカーペット長寿命化メンテナンスシステムの「オフロケーションシステム」を紹介しているほか、これまでの受賞製品のシリーズ、多数の新デザインなどを展示している。開催時間は午前10時から午後7時まで。
今回の発表会では、同社が「東リ エコスピリット」と名付けて取り組んでいるさまざまな地球環境保全のための製品や事業活動を紹介しており、今月31日に発売される壁装材の「環境・素材コレクション」も展示している。
タイルカーペットとして、05年度の「ソコイタリ」、06年度の「東リMTEタイルカーペット」、07年度の「VARYシリーズ」に続き、4年連続でのグッドデザイン賞受賞となった「オフロケーションシステム」は、同社厚木工場にあるメイクアップセンターで一定量のスペアタイルカーペットを保管しておき、あらかじめ計画されたローテーションに基づき交換、洗浄、保管を繰り返すシステムで、フロア全体の美観が維持でき、タイルカーペットの長寿命化により廃棄物の削減につながる。
このほか、来夏発売予定の「ペット用シート」(実際の動物で検証を繰り返した製品)、病院などの医療施設に最適な防汚処理を施した「簡易メンテナンスシート」など5製品のほか、歩行の力をエネルギーに変え振動で発電する技術検討中の「発電床」を参考出品している。
▽問い合わせは、西日本営業開発部、TEL06(6943)1645
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