省エネルギーセンターは、一戸建て住宅の断熱性能を専門家が無料で診断する「住まいの省エネ性能診断」の受診希望者を募集している。個別に作成する診断レポートに基づき、それぞれアンケートに答えてもらう。省エネ住宅の普及が狙い。募集件数は先着順で30件。対象は関東地域の一戸建て・持ち家住宅。
「冷房の効きが悪く光熱費が掛かる」「冬のガラス窓の結露がひどい」「足元が寒い」といった住まいの問題に対して、専門家が無料で診断する。さらに、断熱リフォームの方法と費用、改修効果、家庭用暖冷房機器の省エネルギー性能、生活行動の省エネ度などを「住まいの省エネ性能診断レポート」にまとめ、個別に説明する。
応募できるのは、関東地域の平屋か2階建ての一戸建て・持ち家住宅で、木造在来(軸組み)工法、または枠組み壁(2×4)工法の住宅。
診断は2回実施。1回目は、12月から1月にかけて家の構造、周囲の状況、機器などを現地調査するとともに、自動温度計を設置し、室内の気温の変化などを計測する。2回目の2月は、診断レポートを基に診断結果を説明。アンケートに記入してもらう。
同事業は、経済産業省資源エネルギー庁からの委託を受けて実施するもの。募集要領や申込書はホームページ(http://www.eccj.or.jp/)に掲載。
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